’08.08月    激流 長良川   上流を漕ぐ

       イヤッホ〜 !   ホワイトウォーターだ!      (TSUGEさん撮影)

2008年 8月16日 可児市カヌー協会の皆さんと、長良川で漕ぐ事になった。

道の駅で待ち合わせ、上陸地点へ、移動、 上流出発地点 ビーチへと向かう。

インプレータブル 3艇、 カヤック 6艇の参加であった。

ラフティングボートがいっぱい

レクチャー中 ?

この時期は、釣師もたくさんいるので、 ラフティングボートの後ろを漕ぐ、という作戦である。

ラフティングに合わせて、出発

前は漕ぎ、後ろは、ポンプで、エアー注入中

最初の3段の瀬をクリア、しばらく行くと 難所の円空ホール

ホールにつかまらないように、コース取り、正面の岸壁に激突しないようにと、レクチャーを受ける。

意を決して、進入、波は上手く越えたが、岸壁がどんどん迫ってくる

激突はさけられない、艇の向きを上流方向へと向け、衝撃に耐える。

衝突後、パドリングで、抜け出ようとするが、なぜか、推力が出ない、推力がなく、横波を受ければ沈である。

これが、このホールの怖いところか、 前進できず、沈を覚悟・・・、ここでひらめく、

前進できないなら、バックだ、 前席バディに、「バック、バック、全速後進〜」 「えっ? バック??」

2人で、全速バックで、右岸のエディに逃げ込む事ができた、・・・・「ふぅ〜、やれやれ」

沈して、流れるダッキー

パドルが流れる、いや 波の中に艇があるのだ。

しばし、待って、ラフティングボートの合間をねらい、右岸エディから、の脱出を試みる。

「よ〜し、今だ! 全速前進〜」  全力でパドリング  抜けた〜!

左岸に上陸し、しばし休憩。

後で、知ったが、参加 9艇中 6艇がこのホールで沈していたのである。

私達は、幸運にも、沈せずにすんだのだ。

大型なので、転覆はしないが、

乗員は、何人もが、川に落ちていた

このラフティングを見ていて、

以前、私達が初めてラフティングを経験した、四国の増水した小歩危は、すごいものだったと、再確認した。

なにしろ、私達の乗ったラフト艇が、3度も転覆したのだから。

(原因は私達、乗り手の漕ぎ方が足りなかったのだが、

漕ぎ方が足りないと、大型のラフト艇が、沈してしまう瀬は国内では、あまりないものだろう)

ラフティングボートが、崖に激突

レスキュー

ラフト艇から落ちて流される人や、沈脱し流されるパドラーに、レスキューロープが投げられる。

私達と同行していた、TSUGEさんロープを投げるタイミング、投げ方は素晴らしい

(彼は、ラフティングのガイドもやるのだそうだ、さすがである。)

私の艇にも、ロープは積んであったが、私はただ、見てるだけであった。

ラフティングを見ながら、少し早めの昼食タイム

再 スタート

ゆっくりと、昼食をとった後、再出発

次ぎの瀬は、水位が低く、ダッキーは右岸をポーテージの予定だったが、

下見をして、リーダーのONOさんが、「ダッキーも可能なので、行きたい人は行って」

・・・・・・・・・・えっ?!。・・・・・・・・・どうしよう〜

右の乾いた石の右側から入って、左側を進む

瀬の下から

ダッキー、1艇、カヤック 1艇が ポーテージ。

私達は、果敢に挑戦と、漕ぎ出す。

しかし、 真ん中の乾いた石って、どれだっけ?? 陸上から見た石が、わからない。

適当な位置で、左へと、向きを変え、波に突入 真下には岸壁、必死に漕ぎまくる

早めに右へ抜けないと、激突しちゃう・・・右へと舵を切り、全速でエディに入る、 

波の真ん中を漕ぎ

右のエディへと向かう

       「突 入」 動画はこちら

「やった〜!」  ラッキー、上手くいった!

次の瀬まで、前席に漕艇をまかせ、しばし休憩と昼寝

突然、水鉄砲攻撃を受け、 反撃するも 降参

すぐ、次の目標を攻撃するとは、訓練が良い少年兵だ。

次の瀬は、ドカンの瀬    長良川最大級の瀬だそうだ。

艇を置き、下見をする

下見へと向かう

 ドカンの瀬

真ん中行くと、ホールにつかまり、浮き上がれない事があるので、

左の岩ぎりぎりで、通過してと 指示を受ける。

こんな激流でそんな事、できるのか、岩に激突しないか・・・、など思いながら、

岩ぎりぎりを通り

抜けた〜、 

     「 挑 戦 」  動画はこちら

なんとか、沈せずにクリア

しかし、最後に岩に接触したわけでもないのに、艇が回転、複雑な流れなのだろう。

艇の向きを修正しようしたが、バドルが効かない。

ホワイトウォーターなので、もっと深く入れないと、泡をすくっちゃうのか・・・・と後で思う。

この瀬で、皆が遊んでいる間、・・・・しばし 休憩

・・・・でも、私達も、ちょっとだけやってみるか、

右側を漕ぎ上がり 瀬に入る

 波に入れず、流された。

しかし、波にはじかれ、失敗

ラフトが 通る

もぅ一度、1人で挑戦するも、やはり失敗   苦笑い

その後、いくつかのチャラ瀬を通り

リーダーのONOさんは、チャラ瀬と言っていたが、実は私達には、けっこうな瀬もあった・・・笑 )

上陸地点

記念撮影

上陸地点へと到着、緊張の長良川 ダウンリバーは、無事終了した。

過去最大の激流・・・ 恐怖・・・ 緊張・・・ 必死に漕いだ・・・  とっても、楽しかった

 

可児市カヌー協会さんのおかげです、有難う御座いました。

画像は、TUGEさんの写真を多用させていただき、

動画は、ひらいさんの撮影のものを使わせていただきました。