秘湯 中房温泉

11/2 もけけっち夫妻と別れ、私達は、有明山(信濃富士)の裏にある中房温泉へと向かう。

穂高町から、山道を走る事約1時間、道の行き止まりにその宿はあった。

中房温泉

なつかしい形の郵便ポストもある。

受付で、風呂の説明を聞き、驚く。

源泉は、何と20以上もあるそうで、

源泉温度が70度から97度の高温泉をそのまま加水せず、減温方法は「水冷式」と「空冷式」の方法で減温していて、

全ての浴槽の中は循環・加水・加温は勿論、着色もしていないのだそうだ。

風呂の数は、外湯、内湯含めて 12個もあり、一泊では、入りきれそうにない。

衛星公衆電話   (最近、一般回線の電話が通じたそうだ)

足湯 一応 男女別なのが面白い

私達は、夕食までの時簡に入れるだけ入ろうと

まずは、外の 蒸風呂、 足湯、

旧館の     大湯、  御座の湯

本館の     岩風呂、大浴場

又、外に出て、地熱風呂で、星を見ながら温まる

御座の湯

滝の湯

で、夕食。 なかでもまだ動いている岩魚の生き造りに大きさに驚く、 大きいのに、美味い。

星を見ながらの、地熱風呂

夕食に出た、岩魚の生き造り 大きさに驚く

夕食後、NHKの篤姫を見る、 篤姫役の役者は、若いのに良い演技をするな・・・と思いながら就寝。

いつもは夜中に起きて温泉に入るのだが、カヌー&サイクリングの疲れもあってか、朝までぐっすり。

6時前に起きて、外の露天風呂 白滝の湯へ行くが、すでに男性の先客がいて、湯船も狭いので、私だけ入浴。

戻りながら、旧館の御座の湯へはいり、次に滝の湯 へ入る。

朝食後、焼山へと歩く、けっこうな山道を、15分ほど登ると湯気が立ち上る砂場のような場所があった。

焼山に登る

地熱浴をやってみる。

泊まりの客が、食べものを持って登ってきた。

人が食べものを持って登ってくる

タマゴ、にんにく、サツマイモを蒸すのだそうだ。

砂に穴を掘り、食べものを埋めて、しばらくすると茹であがるのだそうだ。

砂に穴を掘り、食べものを埋めてしばし待つ

ゆでタマゴ、ジャガイモが煮えた

しばらく見物して、山を降りる。

昨夜、先客のいた、月見の湯が、空いていたので、入浴。

月見の湯

菩薩の湯

チェックアウト 10時ぎりぎりまで、遊んでいた。

中房温泉のHP

車中からの紅葉

冠雪した北アルプスと紅葉

帰りの道は、途中から紅葉へと 冬色から秋色へと変わって行く。

猿が道を歩く、下から来る車を威圧していた。

道端には、猿の母子

里に降り、産地直売所を探して、車を走らせていたら、 なんと 田んぼに白鳥の群れが見えたので、見物。

田んぼに白鳥の群れ

そこにいた地元の人に聞いたら、昼ごろに、餌をまくのだそうだ。

いかにも、白鳥らしい写真

電線の上には、スズメならぬ、トンビの群れ

その餌を待ってか、トンビが電線に群れていた。

昼食は、やはり蕎麦を食べ、帰路へと着いたのであった。

自然の中、カヌー、サイクリング、温泉、紅葉、白鳥見物と、

信州安曇野の秋、自然を満喫できた休日であった。

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安曇野市観光協会HP