紅葉カヌー  ちょっと冒険・青蓮寺湖   香落渓(カオチダニ)      2009.11.08

このページは、もけけさん、アーサー軍曹さん、katsu-changさん、そして、私の撮った写真で作られています。

今年の9月に、カナディアンカヌー・HUNTRTヤマネコV号の漕艇練習に行った

三重県・名張市の青蓮寺湖が、紅葉見ごろとの事なので、もけけっちさんと行く、

9月にいっしょに漕げなかったアーサー軍曹さんと現地で合流。

アーサー軍曹さんの友人、katsu-changさんは、初めての漕艇だそうだ。

ファルトカヤックを組み立てる、アーサー隊

ダッキー 組立て中のもけけっち隊

全艇、準備完了

水位は高いが、静かな湖面

もけけっちさんの艇は、インフレータブル・カヤック AIRE社のトムキャット・タンデム

アーサー軍曹さんの艇は、組立て式のファルト・カヤック 1人艇X2

私は、カナディアンカヌーと、3種4艇である。

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今まで私は、インフレータブルの、まだらT号艇も、ヤマネコU号艇もカヌーと表示してきたが、

カナディアンカヌー・HUNTERやまねこV号艇 を漕ぐようになり、

カヌーとカヤックとに分けて表現する事とした。 

広義には、両方カヌーと表されるが、

シングルパドルで漕ぐ艇を カヌー

ダブルパドルで漕ぐ艇を カヤックと 表するのだそうだ。

katsu-changさん  初めての乗り込み

 初めてのパドリングにしては、スムーズだ。

アーサー軍曹、 あれ、尻が入らない・・・・・(笑)

5年振りの漕艇だというアーサー軍曹

前回と同じ場所から、出艇したが、今回は2m位、湖の水位が高い

のんびりと、上流上面へ進む

4艇で、ゆっくりと上流へ向かう、

しばらく漕いでいると、流木止めのゲートが見えてくる。

やわらかな陽をあびて進む ・・・・・・ 流木止めのフェンス・ゲートが見えてくるが・・・・・。

しかし、風景が違う・・・・・・・何か変だ、・・・・・・・

そして、信じられない光景が・・・・・流木の山だ。

しかも、ゲート周辺が、流木で埋まり、ゲートに近づけず、とてもゲートを通過できる状態ではない。

先月の台風の影響によるものであろうか

両岸は、水位が上がった事により、上陸できる岸は水没している。

いっぱい流れついている流木に、呆然

 アーサー隊の動きも止まる

流木で、埋まっているゲート

9月に来た時の画像、水位は低く岸が見え、流木はない。

フェンスを越えられる場所があるか、全員で探すが・・・・・みつからない。

私は、意を決して、左岸の斜面を登り、ヤマネコV号艇をフェンス越えさせる。

しかし、他の艇、アーサー軍曹達のファルトは、艇を乗降するポイントがない。

もけけっち艇は、奥さんが、アキレス腱切断のリハビリ中なので、斜面を登るのは無理。

乗ったまま、越えられそうな所を探していたら、 2人乗りファルトが、フェンスの低い箇所を越えようとしている

先にフェンスを越えていた私達ヤマネコV号も手伝い、その艇は、フェンス越えに成功。

よし、この方法だ。と、その場所で、乗り越え大作戦を開始。

フェンスの低い位置

アーサー隊、katsu-changさんのカヤック

もけけ艇

カナディアンから、ダッキーへと乗り移る

まずは、アーサー艇 舳先から私達が引き、 後ろから もけけ艇が押し、

せぇ〜の、よっ!   せぇ〜の、ほっ!  せぇ〜の、やっ!  もひとつおまけに、せぇ〜の、よいしょっ!

なんども、掛け声かけて、やっと越える。

次は、katsu-chang艇、同じ方法で越えるが、こちらは、比較的簡単、体重の問題か(笑)

もけけっち艇は、まず、奥さんが、フェンス越しに、ヤマネコV号に乗り移る。 

もけけさんが、フェンスの上に移動、艇を押し、私達がもけけっち艇を引っ張りフェンス越え。

そして奥さんが私の艇から、乗り移ることができた。

本作戦は成功せり。

 

紅葉の映りこむ湖面を漕ぐのは、気持ちがよい

柱状節理の岩壁

紅葉の渓谷

しばらく、上流方向へと漕いでいくと、堰が見えてきた、 

滝のようになっていて、越していくのは、困難か?

堰が見えてきた

フェンスを越え、先に行っていた2人乗りのファルト艇は、あきらめて引き返してきた。

 

しかし、ここで、あきらめてなるものか。

魚道を登り、スカウティング(偵察)

まず、カナディアンを運ぶ

次に、もけけっち艇

最後は、ファルト艇を運ぶ

堰越えできる方法を考え、右側の魚道を使って、全員が艇を降り、

艇を魚道を使って上へと運び上がる事ができた。

魚道の上で、再乗艇するkatsu-changさん

堰の先は、すっごくきれい

透き通った水

そのきれいさに、見とれてしまう。

その先は、すばらしく綺麗な水、大きい魚の群れが、驚いたのか、艇の下を泳ぎまわる。

川底に、艇の影が写る

少し漕ぐと、川の流込む瀬となり、これ以上進むのは困難。

 

ここから先が、紅葉名所の香落渓  (「カオチダニ」 と読むとは、知らなかった)

しばらく漕ぐと、瀬になる

上陸

ランチの準備

白い雲、 青い空、 紅葉

その川原で、ランチタイム

今回は、もけけっち亭・名古屋名物、味噌煮込みうどんをご馳走になる。

 

のんびりと食べ、カヌーの話、ミリタリーイベントの話などで、盛り上がる。

katsu-changさんは、先月の和歌山のイベントに、私と同じ隊で参加していたそうだ。

その時には、お互いに知らずに話もしていなかったのだが(笑)

とっても、気持ちのいい空間

空は晴れ上がり、陽にあたっていると、暑いくらいである。

 

13時過ぎに、下流方面へと、出発。

清らかな流れを進み、堰の魚道を使って、ダム湖へと艇を運ぶ。

魚道から降りて、再乗艇

しばし、滝にうたれる・・・・・?

のんびりと漕いでいくが、アーサー軍曹さんの艇が浸水

上陸可能場所を探すが、人工のダム湖で、増水している為、上陸可能地点がない。

1ヵ所、一艇のみの上陸可能場所をみつけ、そこで、水抜き、

森の中の様

立ち漕ぎのもけけっちさん

夕陽を浴びて

さて、難関の流木止めのフェンス越えである。

午前と同じに、私のヤマネコV号艇を、岸の斜面から先に越し、他の艇を引っ張る。

力と、バランス作戦である。

ファイトォ〜ォ ・ イッパツゥ〜ゥ!

慎重に、落ちないように、乗り移る

全艇、沈することもなく、作戦成功。

最後の難関を越え、一安心

空は、まっ青   うろこ雲

その後は、障害物もないので、ゆっくりのんびりと漕ぐ。

光と影が、美しい 渓谷

みんなで、 のんびり、 ゆっくりと  漕いでいく

出発地点にもどり、撤収作業。

なかなか、スリリング、ちょっとアドベンチャーな漕艇であった。

 

みんなで、温泉へと、 隣りの奈良県のお亀の湯へと向かう。

細い峠道を越えたら、突然視界が開け、大きい駐車場に、車があふれ、人がたくさんいる

曽爾高原 リゾート施設になっているのだ。

お亀の湯、人が多かったが、のんびりと浸かり、ストレッチなどする。

また、漕ぐ機会をつくる事を約束し、アーサー軍曹さん、katsu-changさんとは、ここで解散。

私達と、もけけっちさんは、名古屋方面へと帰路についた。

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これが私の、今年最後の漕艇となる。

今年の漕艇回数は多く、過去最高回数である、22回を記録した。

桜の気田川

深緑の大井川

4月の気田川・花見&漕艇から始まり、

奥大井川、気田川キャンプ、長良川中流、豊川上流部、木曽川、大井川とヤマネコU号で漕ぎ、

7月に、オールドタウン・HUNTERヤマネコV号艇を購入、豊川・桜淵で進水後、

豪雨の御岳自然湖、深緑の青蓮寺湖、長良川鮎の瀬で、水船となり漕いだ。

又、7月には、ダイビングに行った石垣島の吹通川で、ナイト&早朝カヤックを漕ぎ、

9月には、屈斜路湖・釧路川源流部、釧路湿原も、カナディアンカヌーで漕ぎ。

今回の紅葉の青蓮寺湖で、合計漕艇日数は、22日となった。

もや のち豪雨の、御岳自然湖

釧路川 上流部

残念なのは、今年は長良川上流を漕ぐ機会がなかった事であるが、

4月以降、月3回のペースで漕いだ事になる。

 

漕艇の合い間の休日に、山歩きや、ダイビング、ミリタリーイベントなどに参加した様なものになる。

今年は、あと1ケ月半、 すこし、のんびりと過ごそうか(笑)