早春の大和路      2011.03.26

談山神社の十三重塔

桜にはまだ早いが、大和路へと行く。

最初に行ったのは、談山神社

西入り口へ到着

大化の改新の談合をした謂れ書

中大兄皇子と藤原鎌足がこの山で大化の改新の談合をしたのである。

二人は多武峰(とうのみね)の山中に登って、「大化改新」の談合を行う。

後にこの山を「談い山」「談所ヶ森」と呼び、談山神社の社号の起こりとなったのだそうだ。

本殿

拝殿の回廊

次に、行ったのは、安倍文殊院 

日本三文殊のひとつに数えられる寺院である。

金閣浮御堂

本堂

16時半から、「知恵のお餅まき」 があるとの事で、しばし待つ。

僧侶が、餅を投げる

収穫

この日は、長谷寺温泉に泊まり、温泉でのんびりする。

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翌朝 長谷寺へと参拝

奈良大和路の花の御寺、真言宗豊山派の総本山である。

有名な、石段。

長谷寺 本堂

階段の途中に見えた、しだれ梅

花で有名な寺であるが、まだ時期が早く、花は咲いていない。

風格ある建物

数多くの、地蔵尊

かわいい、番犬としばし、戯れる。

一番奥の門にいた、ひとなつっこい番犬

門前街

門前街には、花が咲き乱れている、ポスターが貼ってあった。

門前街の途中に、与喜天満神社がある。

長谷寺の守り神なのだそうだ。

与喜天満神社

門前街の豆腐屋さん

室生寺に向かい、近くにある、龍穴神社に、立ち寄る。

迫力の大木がそびえる

境内入口の鳥居の脇に巨木が聳え、境内右手には連理の杉、

境内の奥に入母屋造の拝殿があり、拝殿の後方、朱の瑞垣の中に、朱の美しい本殿。

鳥居の奥に拝殿

拝殿の後方にある、朱の美しい本殿

ひっそり、荘厳な雰囲気である。

連理の杉

杉の大木

龍穴神社のパワーを全身に感じる。

次ぎに、女人高野・室生寺へ向かう。

太鼓橋を越えると、室生寺がある。

山門

山門には、左右に迫力ある仁王像

青い仁王像

赤い仁王像

この寺も桜が多く、咲くと壮観であろう。

門前の古い旅館

にゅうめん定食を食べる。

花には、早すぎる旅であったが、

早春の大和路をのんびりと巡る事ができた。

自転車を2台積んでいったが、結局積んだままであった。