八ヶ岳 最高峰 赤岳 登頂 2013.08.09 |
ガスで日の出も見えず、赤岳の頂きも見えない。
日の出の方向 ガスは薄くはなるのだが・・・。 |
山頂方面 |
朝食バイキング 5時から |
個室を片付け |
赤岳展望荘 出発 0620 |
ガスに向かって歩き始める |
一瞬の青空 |
朝日を受けて輝く花々 |
進行方向右 ガスに人影が・・・虹もかかっている。 |
これが ブロッケン現象 人影は私だ。 |
雲間から雲海が広がる |
岩場に張り付く花々 |
赤岳頂上山荘 また ガスがかかる |
赤岳山頂 0710 |
登頂後、中岳を越え中岳道で行者小屋へ降りるつもりで歩き始める。
中岳・文三郎尾根方面へ降りていくと、
途中から横へ移動する人が・・・・、
どこへいくのかと、声をかけると、 「中岳、阿弥陀岳へ行きます。」
「そこ降りちゃうと、文三郎尾根へ行っちゃいますよ。」
と言われ、その方たちの後に続く。
イブキジャコウソウ |
中岳・又三郎尾根方面へ |
中岳へと向かう |
ギザギザの中岳? を越え、分岐 文字が読めない標識 |
写真で見て知っている中岳は、絵に書いたような山で、岩山ではなかったが・・・、
岩のピークをいくつか越える。
先行する人が、自信たっぷりに「こっちだ」と進む・・・・が
ガスが晴れた!
特徴のある山頂 あれは、間違いなく 前回登頂した 権現岳だ! 0830 |
眼前に見覚えのある頂き。
阿弥陀岳ではない・・・・・・!
前回登頂した、権現山ではないか。
すれ違う登山者に聞くと・・・・、
「この先はキレット小屋 中岳ではありません。」
慌てて地図を確認。
方向違いを気づかずに歩いていたのだ。
しばし、休み 方向変換し戻る。
越えた頂きへ登る途中に左方向へ巻道が、
左方向へ行けば中岳方面だ。
巻道を歩き、ガスが晴れて中岳、阿弥陀岳が見えた。 |
分岐 0850 |
時間的、精神的ロスにより、
中岳を超えていく気力がなくなり、文三郎尾根で行者小屋へ降りる事に。
文三郎尾根分岐 0902 |
文三郎尾根を降りていくのだが、
この道は、非常に歩きにくい。
下りでこれだから、・・・・・絶対に登りたくない道である。
道沿いの樹に、動くものを発見。
ホシガラスだ!
ガスで見え隠れする、横岳 |
眼下に広がる素晴らしい風景 行者小屋も見えるのだが、 なかなか着かない。 |
やっと、 やっと 行者小屋に到着。
しばらく休憩。
行者小屋 1023 |
行者小屋を 1100 に出て 森の中を歩く |
苔むした八ヶ岳らしい森 |
美濃戸 1331 |
行者小屋から美濃戸まで、ここも長い。
行者小屋で降りて終わりの様な気がしていたが、この間が 2時間以上かかるのだ。
美濃戸到着後、尖石温泉 縄文の湯に立ち寄り、身体をほぐしてから、中央道諏訪ICから帰路に着く。
歩行時間 コースタイム
50分 赤岳展望荘 〜 赤岳山頂 40分
3時間20分 赤岳山頂 〜 行者小屋 1時間30分
道を間違え、ロスタイム 1時間05分
2時間30分 行者小屋 〜 美濃戸 2時間10分
6時間40分 この日のコース合計 4時間20分
3日間で歩いた時間は、14時間47分 過去最高記録である。
今回、赤岳、横岳を登頂したので、昨年、今年で八ヶ岳の主な山をほとんど登頂した事になる。
登っていない主なピークは
南八ヶ岳で、
西岳、
阿弥陀岳、
北八ヶ岳で
にゅう
縞枯山
茶臼山
雨池山
三ツ岳
大岳
・・・と。まだ、八つもある(笑)
ある書き込みによると。
八ヶ岳は、夏沢峠を境に南八ヶ岳、北八ヶ岳と呼ばれることも多くなった、
山名というより地域の名称に近くなり、登山対象の1つの山というよりも、山域全体を表すことが多くなっています。
もともとが、曖昧な名称で、八ヶ岳の「八」は、数多くを指し、多くの峰があることを示していると聞きますが、
書物では、「強いて言えば」という但し書きをつけて
赤岳(あかだけ 2899m)
横岳(よこだけ 2829m)
阿弥陀岳(あみだだけ2805m)
硫黄岳(いおうだけ 2760m)
権現岳(ごんげんだけ 2715m)
峰ノ松目(2567m)
編笠山(あみがさやま 2524m)
西岳(にしだけ 2398m)
と八峰を特定するものが多いです。
これらは、すべて、夏沢峠以南、南八ヶ岳にある山々です。
昔は、今の南八ヶ岳を「八ヶ岳」といい、そのイメージを利用するため、
北八ヶ岳を強引に作ったために逆に南八ヶ岳という言葉が出てきてしまったのではないでしょうか。
・・・・・と、あった。