御嶽山  飛騨頂上  五の池小屋へ         2014.09.10-12

今年はあまり、山歩きをしていない。

濁河温泉から御獄山 か 八ヶ岳 本沢温泉から根石岳 温泉&山歩きを計画したが、

今年の天気は不順でなかなか、天候に恵まれない。

今回は、初日は曇りだが、2日目は晴れ時々曇りの天気予報だったので、御獄山飛騨山頂を目指す事にした。

家から登り口までのルートは、

1.東名、名神、東海北陸道 で高山から濁河温泉

2.中央道 中津川から256号線で下呂から濁河温泉

3.中央道 中津川から19号線 木曽福島から361号線 で濁河温泉

 

ルートNo.3を選択  高速安定性、峠道走行(ワインディングロード)の得意な プジョー208を走らせる。

濁河温泉 登山口駐車場へ 11時前に到着

11時30分 出発

濁河温泉街を通り過ぎた、登山口目の前の市営無料駐車場へ車を止め、

飛騨小坂口登山道を歩く。

仙人滝を過ぎ、仙人橋を渡る    ここまで15分

北八ヶ岳によく似た 苔むした森を歩く

蛙岩 

ジョーズ岩 (人喰いザメ)

湯の花峠 2,103m   仙人橋から 50分

のぞき岩 避難小屋の跡がある    湯の花峠から 45分

おたすけ水 2,450m  水はない   のぞき岩から 40分

森林限界へと進む

登山口からおたすけ水まで、登山地図のコースタイムとほぼ同じペースで歩けた。

コースタイムと同じなんて、初めて。  私たちも歩けるようになってきた・・・・・のか?

この先は、飛騨山頂 五の池小屋までのコースタイムは、1時間 

小屋には、15時半ごろには着けるだろう・・・・・・・、心も軽く歩き出す。

名も知らぬ、小鳥に導かれ

尾根に到着

しかし・・・・・・・・・、

1時間以上歩いても、   歩けど、歩けど小屋は見えない、 

時々、ガスが濃くなり目の前が見えなくなる・・・・、

道を間違えたかと、やじるし、○印を たよって行く。

高山植物、花もけっこう咲いているが、 心に余裕がなくなってくる・・・・・・・。

しかも雨が降ってきて、 慌ててレインウェアを着込む。

もくもくと、歩き続ける・・・・・・・・。

コースタイムの1時間をはるかに過ぎ、 尾根に小屋の建物らしきものを確認。

飛騨頂上 2,800m  五の池小屋   到着

まわりはガスで、何も見えない

到着時刻は、16時20分  おたすけ水からの 登山地図のコースタイム 1時間をはるかに超え、 

2時間弱で やっと、やっと たどり着いた。

しかも、まわりは真っ白で何も見えない。

 

 

五の池小屋にチェックイン、部屋でしばし休憩していたら、ガスが晴れてきた。

急いで外へ出て、景色を楽しむ。

小屋の真下にある 五の池

摩利支天山方面の残雪

青空が広がる。

飛騨頂上神社  大瀧靈神

水をたっぷりとたたえる三の池

翌日の晴れを、期待してしまう。

手作りの夕食

美味しい

純米清酒 鯨波  恵那の酒で山並みを表した名 だとか。  

新潟に鯨波という地名があるね、  と言ったら 誰も知らなかった。

食後の団欒

薪スローブで焼く ピザ

夜中はランプの灯

おぼろ月 の十三夜

山小屋での夕食時は、初めて会う人達との会話も楽しい。

山岳ガイドでスキーのインストラクターや、 NHK・百名山のプロデューサー、 雑誌の取材チーム、普通の勤め人など・・・・、

 

 

 

翌朝 6時からの朝食。

天候は、期待に反してガス。

継子岳を周ってくるつもりだったが、真っ白で何も見えない・・・・。

 

素浪人そのU、 軽い高山病か 頭が痛いと言う。

天候が悪く、気圧も更に低くなったのか、 朝食後に下山。

朝食も美味しい

7時半出発

ガスの中を歩く

雷鳥の姿は見えない

小さい秋

小さい秋 見つけた

仙人橋

ボリュームたっぷりのお弁当

雨が強く降ってきた。

12時40分 下山届けを提出

今回、登りも下りも 一時雨となりレインウェアを着ることになった。

 

このレインウェア、ゴアテックス米軍仕様のスグレモノ 

特にパンツは、足元から腰までサイドジッパーで開くことができて、形の大きいコンバットマウンテンブーツも履いたまま脱ぎ着ができるのだ。

米軍仕様 ゴアテックスレインパーカーとパンツ 

と ネパール製500円のハット ザックはモンベル コンパスポーチは米軍用

サイドジッパーが便利  ブーツは コーコランマッターホーンブーツ

ゴアテックス、 ヒブラムソールで 地面や岩に吸い付く感じ

宿のチェックインが14時なので、着替えてから車内で一眠り。

 

日本秘湯を守る会 の 濁河温泉 朝日荘

まずは貸切露天風呂

かけ流しの湯は熱め

極楽、極楽

豪華な夕食  飛騨牛プラン

岩魚の塩焼き

飛騨牛の刺身

飛騨牛のシャブシャブ

いい湯、いい味を楽しみ のんびりと過ごす。

翌日は快晴

朝日を浴びる 朝日荘

チャオ御岳からの乗鞍岳

一瞬で雲間に隠れる

快適な山間ドライブを楽しむ。

御獄山の雄姿

今年の2月の同じ場所

いつも、開田マイアスキー場へ行く時の撮影ポイントで 雪のない御獄山を撮り 家路に着く。

 

追記;

この月の27日昼 御嶽山が噴火した。

私たちが登った10日は、火山性微動が多発した日であった。

体感地震ではないので、何も知らなかったが。

十数日の違いは、火山活動においては誤差範囲と言えるので、

私たちは幸運だった。

被害に遭われた方たちの冥福を祈ります。