ちょっと旅  ならぬ  ちょっと入院          2017.05.08-16

初めての入院にワクワク

紐とか管を付けられた

♪あいつは突然やってくる〜  ♪何しろ突然やってくる

名古屋のとんかつ屋『矢場とん』のCMソングだが・・・・、

私に 突然やってきたのは、脳梗塞 だった。

 

生まれて初めての脳梗塞で、初めての入院を体験。

とっても貴重な体験なので、記録に残すことにした。

 

2017年 ゴールデンウィークは、例年のように、静岡 気田川で 5/3〜5/5 の2泊3日のカヌー&キャンプを楽しむ。

5/3〜5/5 気田川カヌー&キャンプ

 5/7 地元フィールドでサバゲー

5/6 朝 左手を上げてあくびをした時、左手に何か?? 違和感を感じる。

左手に力が入りにくいのだ。

左腕の力が抜けて左腕がブラブラする感じ、 でも力を入れれば、力は入るのだ。

一年ぶりにカヌーを漕ぎ、パドルを握りしめていたので、その脱力感か? ここの処の運動不足か?

そのうちに戻るだろう・・・・・。

5/7 日曜日には、近場でのサバゲーに参加。

草むらを走っても転ぶことなく遊ぶ。

ただ一つ膝をつき低い姿勢で方向転換しようと左手を後方の地面についたら、力がはいらずにそのままこけてしまう。

変だと思い、確認の為、

応援団のリーダー基本形(左右の腕を上方向45度、指先は頭より後方位置で止める)をやると

左手が止まらずに下がってしまう。

また、拍手の乱打の手(5指を軽く開き手のひらの中心を軸に細かく左右に回して動かす事)をやると、

左手が緩慢な動きにしかならない。

シャツのボタンが留めにくい・・・など。

疲れの脱力感だけではない・・・・、

 

後で思えば、手を洗う時、顔をあらう時、ヘアトニックを髪につける時など、左手が思うように動かない。

土曜日には、「もしかしたら、これが脳梗塞なのか?」 とも感じた、

そうは思いたくないからか、「疲れだ、そのうちに治る」と思いこみたかったのだろうが、

本来ならば、土曜日に救急で病院へ行くべきだったのだ。

 

5/9から車で群馬へ行くことにしていたので、 (学生時代の先輩が脳梗塞で入院、その見舞いの為)

5/8 念の為、家の隣の内科医へ行ったら、脳梗塞の疑いが大きいのでと専門の病院を紹介された。

 

「すぐに行け、車は運転するな・・・」、と注意を受ける。

中部労災病院 救急で検査してもらったら、

土曜日に発症した軽い脳梗塞との判定でそのまま入院とあいなったのであります。

放置すれば、3〜5日後に大きな本震がくる可能性があるのだそうだ。

 

細い血管が詰まり運動脳に影響を与えているとの事。

点滴、投薬治療、

入院3日目で、左手の症状も劇的な快方に向かっていて、順調にいけば、10日くらいの入院ですむと言われた。

 

5/14には、静岡応援団フェスティバルの 参加校説明会に出席しなくてはならない。

新幹線の切符も購入済みである。

主治医にその前に退院したいと願い出たら、

このまま順調なら外出で病院から行けば良い、との提案

無事に静岡へ行ってくる事ができた。

 

9日間の入院であった。

暇なので食事の写真を撮った。

薄味になれている私には、病院食の薄味は気にならない、味も悪くはないのだが、

料理が貧相である。

ビールなどがないので、よけいにそう感じるのだろうか?

 

この病院の看護師さんは、皆んな若くてとっても親切。

もちろん年増もいるのだが、親切である。

今年から仕事に就いた、一年生の看護師たちも研修中 とっても初々しくて可愛い〜!

若い娘たちに囲まれて、幸せ感 いっぱいの日々であった(笑)

 

朝食

昼食

夕食

.8日

初日

家の隣の医者

中部労災病院 救急 で 入院決定

.9日

二日目

10日

三日目

11日

四日目

12日

五日目

13日

六日目

外泊許可 自宅

14日

七日目

新幹線で静岡へ 応援団フェス 会議出席

静岡で応援団フェス 会議出席後 病院に戻る

15日

八日目

16日

九日目

めでたく、退院

後遺症もなく、無事に退院できたのは、幸いであった。

 

軽くて幸いだったが、年齢に関係なく誰でも起こる可能性があるので、皆さま要注意

右や左、手足に脱力感

動きが緩慢、

ボタンが留めにくい・・・

など 感じたら、即救急医療を受けることです。

 

私は軽かったので、2日後でも間に合ったが、

重い場合は、時間単位、いや分単位で死に近づきます。

軽い場合でも、第2弾、第3弾と発作がきて、半身不随など取返しのつかない状況になります。

症状に思い当ったら、すぐ救急医療 確実なのは救急車搬送です。

タバコ、i飲酒、中性脂肪、血圧、塩分 留意して 長生きしましょう。

 

退院した週末、後遺症のない事をアウトドアで確認