2003年 2月 9日 木曽ふくしまスキー場 での 不思議な体験・・・夢?

 

天候は、曇りであったが、視界は良好 白山連峰がくっきりと見えた。

 

 

不思議な夢?・・・・臨死体験??

 

友人達と午前中 滑り 
昼飯を食べて帰ろうと、食堂へ向かっていた時、私に事件が起きてしまった。

ちょっとしたギャップで、ジャンプのまね事をしてみようと、
膝を曲げ、
ジャンプした瞬間

・・・
バキッっと音が・・・そして、腹部に激痛・・・

うわっ、何だこれ! 痛くって、死にそう〜〜。

こりゃ、転んでしまう・・・・と思ったが
何とかこらえ 転倒せずに済んだが めちゃくちゃに痛い 
腹筋の肉離れか?

幸い緩斜面だったので、惰性でとろとろと滑降
友人達は、これには気づかず先に行っている。

痛みに耐えながら、何とか 食堂へ、 
あまり大騒ぎをしてもと、 友人達に、腹筋が壊れたと 言いながら
食事を頼み、 ビールを 一杯 飲んだ瞬間

・・・・・・
あれ・・・・・・何か・・・・・・・・・・・・ 

と思ったら 
そのまま
意識不明(気絶?)状態となった様だ。

その時の私は、頭を抱えていて、
突然、
ケイレンを起こしたように震えだし、
そのまま、
倒れこんでしまったそうだ。


ほんの
1分程度だったらしいが、 私の名を、何度呼んでも、何の反応もなく、
妻と友人が、私を繰り返し呼ぶ声で、食堂内は一時、騒然となったそうだ。

たぶん、腹筋の肉離れによる激痛からくる ショック性 貧血だと思う

痛みを感じながらも、 ビールなどを飲んでいたので、 
身体の方が、 「
おめえ〜 ビールなんか飲んでいる場合じゃねえだろう!」  と 
頭への血の流れを止めたのかも・・・

私を呼ぶ声で、
うるさいな〜〜 と 感じて 気が付いた時は、 

ここはどこ? 状態だった。

すごく長い時間、 すごく深い 眠りについていて 目が覚めた感じがしたのである。



そう・・・
その時私の見ていたものは

・・・・・・・漆黒の真っ暗闇の中 ・・・・・・・・・・

・・・・・・・前方に 銀河が見え・・・・・・・ 

     それが 少しづつ大きくなり

・・・・・・・それが、銀河の星雲ではなく・・・・・・・

・・・・・・・・暗闇の壁の 裂け目から見える お花畑に見えてきた ・・・


・・・・・・・・あっ、花だ〜と思った・・・・・


そのとき・・・私を呼ぶ声が うるさく聞こえ 

(こんなに気持ちのいい所にいるのに)
うっるさいな〜、何で呼ぶんだ〜」と思いながら 目が覚めたら 妻の顔が見えた。


という、よく聞く 
臨死状態の人が体験する事の様な夢を見ていたのである。


気が付いた後、 
顔が真っ青、血の気が全くない 手も冷たいと 言われ
その直後、身体が熱くなり 汗が ほとばしり出てきた。
しばらくして、顔に 生気が戻ってきた  と 言われた

その食堂でしばらく横になって休み
その後、腹筋は痛かったが、
飯も食べ 温泉にも入り  自宅に無事 生還 できた。


あの時みた夢は何だったのだろう・・・
夢にしては、
妙にはっきりと覚えているし・・・

あの状態は、もしかしたら、よく言われる
「臨死体験」 だったのかも・・・・・・





血の気が全く無く、冷たくなってしまった・・・・・・・と言う事は

一時的に
心肺停止状態だったのかも知れない、
私の妻は、私を呼び続けるのに必死で、呼吸や脈など確認する余裕はなかったそうだが。
 
今回は、
お花畑の直前で覚醒してしまったが、
次回はお花畑に入って、何があるか、どんなところか見てから呼び戻して欲しいものだ。

そう言ったら、妻に 「次の時には、絶対呼んでやらない!」 と言われてしまった。

お花畑の先には、川(三途の川)があったのかも知れない。

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後日、医者へ行ったら、 「腹筋の肉離れでしょうね」 との診断で 安静にと言われ

痛くて、気絶してしまいました」と言ったら、

ほ〜、そんなに痛かったの〜」 と、言われただけだった。

 

 

漆黒の暗闇へ

 

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