秘湯(温泉)めぐり
日本全国秘湯(温泉)は数多くありますが、
私の行った秘湯を思いつくままに、紹介します。
まずは北から・・・・・・
知る人ぞ知る、単なる滝壷、 これが自然の浴槽となっている。
まったくの自然のままなので、更衣室も何もない、もちろん男女別なんてものもない、本当の滝壷。
滝壷に、入ってみたら温泉なのだ。(要水着)
滝そのものが温泉となっている。 強酸性、目に入ると痛い、Tシャツ等は変色してしまう。
滝壷の湯
知床半島の、オホーツク海の人のすむ最果て、ウトロから知床林道へ、(鹿やキツネがごろごろいる)
林道終点の、知床大橋の手前に川があり、この川を上流に向かって登る。(40分程)
濡れてもいいスニーカーかワラジが必要、 私はスキュ−バダイビング用のブーツを使用した。
強酸性なので、川の流れの中の方がすべらず、歩きやすい(コケ等が全くない)。
もちろん、魚などはすめない。
上流に行くにつれて足元(川の水)が、熱くなってくる(温泉に近づいていく)。
96年には行けたのだが、
98年9月に行ったときは、林道が崩れ、通行禁止で行くことができなかった。
現在はどうなのかは、わからない。行きたい方は、知床観光センターに問い合わせて下さい。
カムイワッカへの沢登りの道
カムイ(アイヌ語で、神) ワッカ(アイヌ語で、泉)
「カムイワッカの湯」とは、神の泉の湯
「神の温泉」 なのだ。
ウトロから羅臼へ知床峠を越していくと、町営露天風呂「熊の湯」がある。(無料)
男女別、でちゃんとした更衣室もある。 熱いので、充分お湯をかけ、なれてからはいる事。
うっかり、水でお湯を、うめようとなんぞと、したら町の人に、おこられる。
隣りには、熊の湯キャンプ場がある。
熊の湯入り口 冬の浴槽
羅臼の町をぬけ、知床半島方面へ向かっていくと、海の中に露天風呂がある。
満潮時は水没してしまう為、干潮時しか、入れない。 海水と混ざるので常に温度がちがう。
更衣室なし、男女別なし。 入る場合は入り口の家に、管理費をはらう事、(こころざし程度)
ラッキー!ちょうど干潮時だ。
岩でかこってあるだけの、浴槽
羅臼から、セセギ温泉をすぎ、
更に岬に向かうと、道路は行き止まりになる。(熊の穴という、ラーメン屋がある)
行き止まりの手前の海岸に、ほったて小屋が見える。
漁師さんが夏の間だけ使える様につくる、 温泉である。
男女別にはなっている。海に向かってはいる。(無料)
前にはなにも無く、ただ海がひろがる。
石がごろごろしている単なる海岸に、温泉小屋がつくってある。
木でかこってあるが、前面はあけっぴろげ、海を目の前にしての温泉三昧。
阿寒湖の近くにオンネトーという湖がある
(北海道三大秘湖の一つで湖の色が、神秘的な緑色)。
ここから山道を40分程歩くとオンネトー湯の滝がある。
この滝には温泉がまざり、温水になっていて魚が多くすんでいる。
滝つぼから、階段を登ると露天風呂がある。
更衣所はあるものの、風呂には仕切りも、かこいも無い。
お湯は、ややぬるめ。(無料)
まったくの自然の森の中の入浴で、身も心も洗われるとはまさにこの事。
オンネトー 曇りなのにこんなに青い 「湯の滝」ここから右へ登ると露天風呂がある。
然別峡野営場の「鹿の湯」
然別湖の北岸キャンプ場でキャンプしたとき、
近くにある然別峡野営場の奥の川辺には、いくつかの露天風呂がある、とのことで行ってみた。
林間のキャンプサイトを歩き、奥にある川をすこし登り最初にあるのが「鹿の湯」
ここも、まる見えの露天風呂、湯は熱いのであまりゆっくり入っていると、ゆだってしまう。
清流と、森にかこまれた、露天風呂・・・・・(無料)
(写真:ガラパーのご主人から借用)
然別湖は、帯広市の、真北、大雪山の中腹にある、静かな湖。
冬には、氷結し、氷の上に「露天風呂」をつくる。(テレビで紹介された。)
台風のため、トムラウシ野営場でのキャンプをあきらめ、
トムラウシ温泉の国民宿舎東大雪荘へ泊まる(ここの露天風呂はなかなかよかった)
台風の影響で林道閉鎖のため、林道終点にあると言う、
ヌプントムラウシの露天風呂へは行けず。(残念)
天候も回復しそうにないので、あきらめ、十勝岳方面に向かい、
愛車、アドヴェンチャーJeepを走らせる。
「トムラウシ」って漢字でかくと「富村牛」なんだな、
是非行ってみたいと思ってます。
トムラウシ温泉は、帯広市の北西の、大雪山系トムラウシ山への登山口にあり、
ヌプントムラウシの露天風呂は、トムラウシ温泉から、更に林道で山奥へはいる。
昔々、宮沢りえと言う女人が入ったそうな
・・・・そのときは、濁り湯だったのに、透明できれいな湯だった。
TVスタッフが、バスクリンでもいれたのか
美瑛自然の森キャンプ場でキャンプしたときに、行きました。(無料)
(写真:ガラパーのご主人から借用)
吹上温泉は、美瑛または、富良野から大雪山十勝岳、美瑛岳などへの登山口の近くにある。
屈斜路湖 和琴半島の温泉
クッシーで有名な、屈斜路湖、和琴半島をカヌーを漕いで、周っていたら
湖の底から泡が出でいるところがあり、その近くで建物を見つけ、上陸。
その建物は風呂だった。
誰もいなく、湯が透きとおってきれいだったので、さっそく ザンブリと入ったら
メチャクチャ熱い!
0.3秒で出てしまったが、ここまで来てと思いなおしもう一度挑戦、 3秒ほど入った。
ここは、半島の遊歩道で、歩きでも行ける。(無料)
(写真:ガラパーのご主人から借用)
半島のつけねの部分の駐車場の横には、脱衣所もなにも無い、
浴槽だけの大きな露天風呂もある。(ここも無料)
北海道以外では、この様な秘湯にはあまり行ってない。
長野 ・妙高「燕温泉の露天風呂」
登山者が自由に入れるようになっている。(無料)
更衣室あり、混浴
苗名の滝の近くにある。
群馬 「尻焼き温泉」
川底から温泉が湧いていて、川が温泉
更衣室あり、混浴というか、川そのものが温泉なので、上の道からまるみえ、
水着のほうがいい(無料)
川底から、湯が湧いていて「尻が焼けそうになる」ので、この名がついた。
尻焼きの温泉街(といっても、旅館は何軒もないが)を、流れる川なのだ。
この温泉は、群馬の、北西部六合村(くに村)にある。
野反湖の手前、草津温泉にも近い。
石川県(岐阜県境の近く)
・白山スーパー林道沿いの渓谷にある
「姥ヶ滝」の露天風呂(親谷の湯)
更衣所 一応あり、男女別なし(無料)
スーパー林道に車を止め(駐車場あり)
川へ降りる階段をおりて、しばらく歩くとある。
滝を目の前に見ながら入浴できる。
東海地方では、テレビで紹介してました。
(全国放送だったかどうかは不明)
「紅葉の姥ヶ滝」
姥の白髪のように見えるのでこの名がついた。
新潟・佐渡 ・海中温泉
海底から80度くらいのお湯が湧いている
入浴する魚達、この写真を撮るのに
本当に火傷しそうになった。
魚たちの混浴(無料、更衣室なし・・・・海の底・・・)
人間は、スキューバダイビングでしか入れない
ほんとに熱い湯が出でいて、注意しないと火傷する。
秘湯と言えるかどうかの判断は、・・・・・おまかせします。
佐渡島、日本海側、相川平根崎の海中にあります。
温泉三昧で疲れてしまったら・・・・・・「元気の秘密」のページへ