小川を漕ぐ    2021.05.04

 

ひょんな事から、和歌山県の古座川を漕ぐ事にした。

5/3 朝7時過ぎに自宅を出発、古座川を目指す。

伊勢湾岸道から東名阪、伊勢道、紀勢道と終点の尾鷲北ICまでひた走る。

尾鷲南から 尾鷲熊野道路や那智勝浦新宮道路と断続的に自動車道が出来ていてだいぶ行きやすくなっていた。

 

以前、串本へダイビングに行ったのは、1999年なので、22年ぶり

その時は、高速道は勢和多紀ICまで、その後は42号線で行ったのですごく遠かった覚えがある。

 

那智勝浦新宮道路を過ぎると、太地町 

自宅から 4時間ほど

道の駅 たいじ で 昼食 

まぐろ丼

くじら 定食  (竜田揚げ  コロッケ)

( 「たいち」ではなく、 「たいじ」 と読むのか・・・ 初めて知った)

海に見立てた〒ポストに 跳ねるイルカ? クジラ?

 

美味しい食事に満足し、

さぁ 古座川へと 愛車 ラングラーJKアンリミ・ルビコン の エンジンを始動

カチッ カチッ  ??  セルモーターが回らない!!!

 

朝自宅出発時に セルモーターの廻りが弱い様に感じた、

そこから、4時間走行しているので、充電は十分のはず・・・・・だが。

 

バッテリー 上がり・・・・だ!  先月納車時にバッテリーは交換してあるはず・・・なのに。

 

駐車場に入ってきた車、男グループに バッテリー直結の お願いをする

が、 急いでいるので・・・・  と つたない返事。

 

次に入ってきた、男女カップルの運転手に頼むと、 良いですよ と心地よい返事。

ケーブルを接続し、 5分もかからず 終了  丁重にお礼をする。

 

しかし、このまま古座川町へは行けない。 エンジンを止めたら 自力では始動できないのだから。

保有していたジャンプスターターを紛失してしまったので、 

近くのカー用品店を検索し、タイヤマン太地店へ 走る  ・・・・が 営業していない。

ガソリンスタンドに立ち寄って聞くが、 取り扱っていない。

ちょっと遠いが、 オートバックス新宮店へ  電話し営業確認、ジャンプスタータ−の在庫を確認

 

ジャンプスターターを購入し、ガソリンスタンドで給油

給油後、エンジンはかからない、 買ったばかりのジャンプスターターで始動

 

車輌電源で充電しながら、古座川町へ向かう。

 

滝の拝へ到着 予定より大幅に遅れ 14時半すぎ

滝の拝 駐車場

滝の拝、 水がとてつもなく綺麗!

 

 

漕艇予定は、

古座川 支流の小川(おがわ  ではなく こがわ と読む)

滝の拝から漕ぎだし、柿太郎区間を漕ぎ、 徒歩で滝の拝へ戻るつもりだった。

川が大きく蛇行しているので、

漕艇距離は 8kmほどだが、 道路距離は 3kmくらい なので 総時間3〜4時間を予想

 

翌日は古座川、 一枚岩から牡丹岩まで 約13kmを漕ぐか 

1日目の終了地点から小川を漕ぎだし 古座川 牡丹岩まで 

の予定だった。

 

滝の拝    とっても 不思議な景観  

 

素晴らしい景色、 きれいな水に感激

 

しかし、この時刻から漕ぎ出すのは 時間的に無理、  なので

出艇地、途中地点、上陸可能地点の確認をする事にする。

 

滝の拝の出艇可能地点の確認

エンジン始動は ジャンプスターター頼り

 

小川の 各ポイントを 確認、

小川のポイントで、ダッキー1艇を確認 

古座川の各ポイントを確認。

 

名所 古座川の一枚岩

 

思い出の 一枚岩

 

思へば25年ほど前、

初めて一枚岩に来て キャンプをしたときは、

集中豪雨にあい、一枚岩には滝が何本も出来てしまった。

1晩に300mm以上の、雨量だった。

このときは、まだカヌー未経験で、串本へスキューバダイビングへの旅だった。

 

 

古座川の上陸ポイントや、 難所の下見をする。

コロナ禍の影響で川原への進入、キャンプ、BBQの自粛  立ち入り禁止のガード、チェーンなどが設置されてた。

 

観光協会が主導で レンタルカヌーや、カヌータクシーなど

町を挙げて カヌー観光を勧めているのに、 GWに これでは、大打撃だな。

 

古座駅前の観光協会へ立ち寄り 状況を聞いたが

レンタルは停止、カヌーを勧めないが、 個人所有で漕ぐのを妨げる事はできない。 との事

 

虫食い岩 見学

高池の虫食い岩

本当に虫食い みたいだ

ここの道の駅も、営業停止中  

 

変な車が入ってきた。

道の駅のステッカーがたくさん貼ってある。

ここの道の駅の関係者かと思ったら、 北海道のナンバー

全国の道の駅のステッカーが張ってある。

 

降りてきた ご夫婦に話を聞く

全国千数百カ所の道の駅のステッカー

北海道稚内から 沖縄まで

 

百名山も制覇、 全国銘滝も制覇????  

全国市町村 千七百いくつ 全部制覇 !??  

すっげぇ〜

回り始めてから 3年ほどだって、

1回家を出ると 60日は回ってくるのだそうだ。

ステッカーはマグネットで自宅に帰ると 外すのだそうだが、

このマグネット 全部で 重さは10kgを超えるとか

 

この日の宿 やまさきや旅館に到着

道路向かいにある 旅館ゆかりの集会所?跡 (旅館にFBから拝借)

GW期間は夕食なしなので、 当地名物 めはり寿司とさんま寿司で夕食

 

 

 

翌日

美味しい朝食

エンジン始動していたら、 珍しい車だと、宿の女将さんが撮ってくれた

 

 

夜中に じ〜っと考えた。

前日漕げなかった、滝の拝から漕ぎ 徒歩でもどり、一枚岩から古座川を下る。 

滝の拝から私一人で漕ぎ、途中の地点まではるカミが車を回送その後、2人で漕ぐ。

出発地でエンジンを止めず、キーをつけたままロックし 出発の写真を撮る。(予備キーを使用)

 

そして、結論!

途中にカナディアンカヌー、ランチ、着替えをデポしておき、

滝の拝からパックラフト2人乗りで漕ぎ、途中でカナディアンに乗り継ぎ、

小川から古座川へと漕ぎだし 牡丹岩でゴール、 

14時のバスには間に合わないが 15時過ぎには宿の牡丹荘にチェックイン

温泉に浸かって、のんびりしてから 17時半のバスで滝の拝に置いた車を取りに行く。

宿に帰り、 夕食

カヌー積載は翌朝とする。      ・・・・・グッドアイディア!

漕艇距離 20km  漕艇時間 5時間 程度・・・・・・。

 

 

 

8時40分  小川 山手  川原への車輌進入禁止のチェーンがかる

カナディアンカヌーを川原に運ぶ

 

 

滝の拝 駐車場到着  9時半頃

パックラフト組み立て

10時 スタート

滝方面へちょっと漕ぎ

 

とても綺麗 感動的は 美しさの川を 下流へ向かう

 

最初の瀬  はるカミがビビったのでポーテージ

岩壁の水路を漕ぐ

すっごい 景観

すっごく綺麗な水

空は青く 気持ちが良い

一カ所だけ、 浅瀬で ライニング

 

 

いくつかの カーブの瀬  はるカミは 撮影班

瀬は、一人漕ぎ(笑)

 

のんびり、ゆったり 休みながら

古い橋脚

 

 

すっごく、 気持ちが良い〜!

 

 

滝の拝から柿太郎のちょっとした瀬の動画です。

 

この日の漕艇記録はこちら ヤマップ 小川を漕ぐ

 

あわや、 カナディアンを見過ごしそうになって、焦る(笑)

ここで、カナディアンに乗り換え  ランチの準備

ランチは、軽く   アルファ米 山菜おこわ と どん兵衛豚汁

食後は、本格エスプレッソコーヒー

 

パックラフトを干し、 たたみ カナディアンカヌーに積載

カナディアンで 再スタート

パックラフトに比べ スピードが遙かに速い

水は、相変わらず  こんなにも綺麗

自然の洞穴か、 人工のトンネルか???

気持ちよく 

漕いでいきます

 

気持ちよく漕いでいくのだが、

距離が長い・・・・・

時間的に遅れてくる・・・・

疲れで 手が・・・・、  腕が・・・・・、

もう漕ぎたくない・・・・・・

2人の意見が一致!

 

古座川へ繰り出すのはやめて、

明神橋をゴールとし 上陸する事に。

 

 

人工物はほとんど見えない

明神橋で上陸  15時20分ごろ

 

15時過ぎなので、 バスのない時間

古座川タクシーに電話

明神橋から 滝の拝まで  よろしく  

10分程度でタクシーが到着

 

運転手さんが、

一昨日電話くれた人? と質問してきた。

そう、2日前に電話し タクシー回送が可能か聞いたとき、

タクシーは高いから 100円のバスに乗った方が良いと バスの時刻表まで教えてくれた方だった。

 

タクシー会社に電話して、 バスに乗った方が良いと 言われるとは思わなかった   とっても親切

 

小川で浅瀬をライニングしたのは 1回だったが、 通常はもっと多く歩く事が必要 との事   水量は多目だったのだ。

なので、朝は古座川が少し濁っていた 漕ぎ終わって宿から見た古座川は だいぶ透き通っていた。

 

この日の水位 11時現在 

小川   中崎 1.83    直見 0.31

古座川  相瀬 0.93    高瀬 0.57 

 

 

滝の拝到着後、

車のバッテリーが弱く   万一ジャンプスターターでも掛からなかったら タクシーのバッテリーを借りる事に

幸いジャンプスターターでエンジン始動したが、 それまでタクシーは待っていてくてた。

 

明神橋の下で、艇を回収

宿の牡丹荘へ17時ごろ 到着

 

 

誰だい!  15時過ぎには宿で温泉  なんて 言っていたのは・・・・・・・

 

 

 

月の瀬温泉ぼたん荘 へ チェックイン

宿のロビー

ウッドカヌーが 展示してあった。

 

温泉にゆっくり浸かってから 夕食

 

料理のひとつひとつが、すべて美味しかった!

 

 

23時まで入浴可 なので 22時半頃 もう一度入り  就寝

 

朝6時すぎ、 朝風呂に入り

7時半から 朝食

 

 

 

この日の予定は、三重県の銚子川を漕ごうかとも 思っていたが

朝から雨なので 太地のくじら博物館へ

 

イルカに餌をやり  こいつ 独り占め

他のイルカが 騒ぐが  もう餌はない(笑)

クジラのショー

ゴンドウクジラ

 

クジラのショーも、 展示も 面白かった。

 

せっかく 太地に寄ったのだからと

クジラ料理専門店 くじら屋へ

営業しているか 電話したら、 予約のみ との事、

この電話で予約し すばやく 訪問

 

くじら屋 ランチ 4,500円

レディース・ランチ 2,200円

 

ランチは、とっても良い値段であるが、

ここでしか食べられないものが多く

鮮度も良く、とってもおいしかった!

 

 

・・で 名古屋までの帰路に着いたのであった。

 

今回は、小川のみの漕艇だったが

次回は古座川一枚岩から漕ぎたいものだ。

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何と! 4日後に漕ぐ事になる