2/28 12:00 状況開始
午前の雨もあがり、装備を着けて集合 |
ドイツ軍 第1、第2分隊 集合 |
朝からの雨で、開催が危ぶまれたが、11時前には、雨が止んだ。
私、ハルディアは、補充兵として第1分隊に配属され、どういう訳か、副分隊長に任命されてしまう。
なんとなく付けていた、伍長勤務上等兵のシェブロンが、任命理由らしい。
米兵も集合 |
開会式 |
作戦地図により、進撃開始
軍歌を唄いながら、歩調を取り前進。
戦場へと向かう、ドイツ軍 第2分隊 |
ドイツ軍 第1分隊 |
しばらく、進み、森の外れで停止。
ふぅ〜、やれやれ 兵は、休憩 |
衛生兵も、休憩 |
我々兵は、上官の指揮に従い、歩き、止まり、休む、
何処へ行くのかも知らされてはいないのだ。
兵同士の雑談中に、私は、突然、作戦会議中のゴルゲット分隊長に呼ばれる。
俺は、1ケ月前まで、キコリで木を切ってただ〜。 こんな俺を徴兵するとは、我が国は大丈夫なのか。 若いの、どう思う? |
士官、下士官 の作戦会議中、 私は、突然呼ばれた。 . |
「民間人排除の為、戦線を離れるので、ハルディアが、分隊の指揮をとれ。」
(オリエンテーリングの民間人がフィールド内に入ってきたらしい)
「分隊の指揮でありますか? 私は、1ケ月前までキコリだったので、斧しか使えませんが・・・・。」
「ふざけた事を、ぬかすな〜、 分隊に警戒態勢をとらせろ〜!」 と、怒鳴られ・・・・。
「ヤボール!」
分隊へと駆け戻り、ゴルゲット分隊長に怒鳴られた、はらいせに、
「警戒態勢〜、 ぼけっとしているな! 早く行動しろ〜!」 と怒鳴りまくる。
+ + + + + + 第2分隊 ハント分隊長に、良い指揮だと ほめられた。
+ + + + + + 腹立ちまぎれに、怒鳴っただけなのに・・・・・(笑)
ゴルゲット分隊長がもどった後、
偵察兵からの報告。
米兵部隊を発見、接近中 との事。
迎撃体制をとり、しばし待つ。
敵を発見、引き付けて、・・・・更に引き付けてからの発砲命令。
撃て〜、 エアガン発射と共に、バンバン銃の発砲音が森中に響き渡る。
激戦となったが、敵は、撤退していった。
T字路を確保し、前進せよ。 |
その後、我が隊は、敵陣地へと向け前進する。
T字路を確保、
我が軍の迫撃砲の攻撃と同時に前進、
「その先の鉄条網を切って、突撃体制をとれ」
しかし、私は地雷に触れ、身体が宙を舞う・・・・・。
衛生兵の治療のおかげで、動ける様になり、更に前進。
鉄条網除去中に、敵との激戦となる、分隊長も負傷、
機関銃手も負傷・・・・、負傷した兵の治療に走り回る。
と、突然、静けさが戻る。
敵が白旗を掲げて来る。
米軍指揮官が、兵員・弾薬の消耗、補給切れの為、降伏してきたのだ。
これで、戦闘は終る。
分隊全員に、安堵感が広がる。
隊列を組み、敵陣地への入場となる。
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しかし、私は地雷での負傷が重くなり。
その場から本国送還となった。
・・・・・・のだが。
本国へと向かう輸送車輌の前途、
海沿いの高速道、国道共に、KV-1が鎮座 通行不能
撃破、撤去には、5〜10時間必要との情報。
やむなく、直進をあきらめ、南アルプス越えの大迂回となってしまった。
隣りの母国へ帰る為に、イタリア、オーストリアの2国を経由した様なものである。
原隊へ、報告打電するも、通信不能状態であった。
(KV-1が鎮座とは、前日のチリ地震による津波警報の事であります)
真夜中になってしまったが、無事に帰れて、何よりだった。
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例によって、前夜の楽しい宴会も、とっても楽しかった。