Historical Fest 2010

シルバー・タイムス社撮影 

----- これは、事実にもとづいた、戦闘の記録である。---------

1944年6月 ノルマンディ

とある村・・・・、 レジスタンスが捕まる

フランスに自由を〜!

崩れ落ちる レジスタンス

処刑されたのだ。

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米軍第1歩兵師団のハル少尉に、命令

降下中、本隊をはぐれた101空挺隊員と合流し、命令書に従い行動せよ。

シルバー軍曹と共に、101空挺隊との合流地点へと向かう。

「空から降ってきた、まぬけな迷子どもを探せだと〜、まったく、俺は歩くのが嫌いなんだ!」

とスキットルのバーボンをあおる、 美味い!

・・・・・・・・・・1人、また1人と 空隊隊員が合流地点に到着し、命令書を開く。

命令内容 「メルデレ川に架かる橋を確保せよ」

「この少人数の寄せ集めで、敵の守る 橋をとれだと〜、 司令部は状況わかっているのか〜」

バーボンを飲み、「しょうがない、シルバー軍曹、行くぞ。」

指揮官が酒を飲んでいる事に、空挺隊員達は冷ややかな目を向ける。

「これは、勇気のでる、魔法の水よ〜」

地図をたよりに行動するが、酒が回って、地図がよく見えない。

「シルバー軍曹、地図を確認して進路を決めろ」

道を前進

通信所占領後、次の攻撃の準備

先行の隊員から、報告 「前方の森に、敵影あり」

「ここが、橋かぁ〜? まぁとりあえず、やっつけよう」

隊を2つに別け、攻撃開始   あわてふためく敵

2方向からの攻撃に、敵は浮き足立ったか、 数十分の戦闘後、敵は沈黙した。

しかし、そこは、通信所であり、攻撃目標ではなかった。

捕虜の独軍指揮官を訊問し、橋の位置を確認。

橋へと向かう、

橋は、湖の先の丘に上に架かっていて、橋からは、こちらの行動が丸見え状態。

隊を2つに別け、陽動作戦を取る、

攻撃隊が橋に取り付くまで、姿を見せ隠れさせて、橋に近づく。

橋の手前は、坂となっていて、そのまま前進すれば、全滅。

ここで、さらに隊を2分し、前面をと、側面からの攻撃を行う、

迂回していた、攻撃隊も同時に攻撃を開始、

3方からの攻撃に、独軍は壊滅したのであった。

武装解除

ルガーを見つけ、喜ぶ空隊隊員

見事なる作戦、見事なる指揮、見事なる兵達の行動であった。

「空挺どうでしょう?」の皆さんと「黒狼中隊」のJ.Jさん。

そして、シルバー軍曹 と 酔っ払いの ハル少尉

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そして、2ケ月後 

8月 ファレーズ包囲戦

休暇中であった、ハル少尉とシルバー軍曹は呼び出され命令を受ける。

独軍支配地に墜落した輸送機に乗っていた米軍連絡将校を救出し、作戦指令書を持ち帰れとの命令である。

 

本隊は包囲戦に集中しており、又してもはぐれ101空挺隊員との行動となる。

「また、お前達か〜」 お互いにそう思っている。

 

ハル少尉は、命令を忠実に実行する為、副官のシルバー軍曹に、

「連絡将校を救出するのが、目的である。

 敵との交戦は認めない、敵を発見したら迂回行動をとる事。」

そう指示して、好物のケンタッキーフライドバーボンをあおる。

「う〜ん、美味い。」

ドイツ軍より早く、そして、もちろんイギリス軍より早く、救出しなくては、ならない。

敵を発見したら、徹底的に迂回し、情報将校との接触を第一とする、との命令に忠実に、

部隊は、敵を見かけると進路を変更、森、山の中の険しい道を進む。

山の中

森の中を進む

何度も、敵を避け、迂回し、合流地点に着いたが、 情報将校は 見えない。

敵に、捕まったか、  又は、英軍に先をこされたかと、 焦燥感が漂う中、偵察に出た兵より、将校発見と報告。

英軍将校、独空軍の捕虜もいっしょだ。

英軍将校と、独軍捕虜、そして書類の木箱

休憩中も警戒態勢

ハル少尉は、情報将校、英軍将校との挨拶もそこそこに、

 「そのドイツ兵は何だ、足手まといだから、殺っちまえ」 と、言うが、

英軍将校が、英国攻撃の証人として、連れて帰りたいと申しでてきた。

何でも、チャーチル誘拐作戦を、独空軍空挺が、実行したのだそうだ、失敗したとの事だが、

「何だそりゃ〜、 英空軍は、何をやっているのだね」

 との少尉の発言に、英将校 「・・・・それを言われると辛い。」

「まぁ、ドイツ野郎を、連れて行きたけりゃ、かってに連れて行け、」

「ただし、英将校が危うくなったら、射殺しろ」と 部下に命ずる。

「射殺するのは、英軍将校ですか、ドイツ捕虜ですか」の、質問に、

「その時の判断にまかせる。」 と、スキットルから、バーボンをあおる。

英軍将校に、 「スカッチより美味い、最高のバーボンだ」と 一口飲ませてやるが、

「味は悪くはないが、植民地の酒の臭いだ」 と、 ふざけた事をぬかしやがる。

負傷した情報将校、作戦書類の入った、大きな木箱、 

高慢な、英軍将校、 そして足手まといな、独空軍捕虜 

大荷物を運んでの、帰還となる。

敵に見つかれば、この大荷物で、戦えない、 

道を進んだら、ドイツの斥候に遭い、急いで隠れる場面もあり、やむなく

敵に会う可能性の少ない、山越えのルートを進む事にする。

シルバー軍曹、 私は寝るぞ〜 (ハル少尉)

小休止中に家族の写真を見る兵士

これが、険しい山道で、歳のハル少尉には、きつい。

シルバー軍曹が、それを気遣って、小休止をするが、そこで飲んだ酒で、急激に眠くなり、  

「シルバー軍曹、以後、君が指揮をとれ、俺は、寝る」 としばし熟睡。

その後、シルバー軍曹に指揮をまかせた、ハル少尉は、酒を飲みながらのピクニック気分である。

念の為、各員距離をとりながら、慎重に進む。

 

101空挺隊員の大声での世間話に、 「無駄口たたくな、ピクニックじゃねえぞ、」 とハッパをかける

(どっちが、ピクニック気分なんだ・・・・・・。)

そして、接敵を避け、見事に全員無事に、帰還を果たしたのである。

「・・・・どぉ〜だ、俺の見事な指揮ぶりは、だてに酔っ払っている訳じゃないぜ。」

ハル少尉のこの言葉に、隊員は何も語らずであった。

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数日後、ドイツ軍の退路を断てとの命令が下る。

イギリス軍も作戦に参加する。

シルバー軍曹 「少尉殿、英軍とは行動を共にするのでありますか?」

ハル少尉    「あんなもん、ほっとけ、英軍には英軍の戦いがあるのだろう」

  どうやら、ハル少尉は、 英軍嫌いのようだ。

撤退してくる独軍との激戦となるが、

我が米軍の統制のとれた作戦行動の敵ではない。

全滅した独軍

あわれ、独軍指揮官

ここでも、我が軍は損害も少なく、大勝利となったのである。

今年中には、この馬鹿げた戦争も終るであろう。

 

----- これは、事実にもとづいた、戦闘の記録である。---------

 

しかし、史実ではなく、2010年 3月20,21日に、黒豹中隊さんの主催で行われた

Historical Fest 2010 での ヒストリカル・ゲームでの話しである。

 

3/20 は、開会式後ゲームが開始

ザルツ中尉の開会宣言

受付する 独軍将校

夜は、楽しい宴会が行われ。

夜中 0時過ぎから、豪雨、暴風の悪天候となった。

私と、シルバー軍曹のテントは、朝まで無事であったが、水没直前となっていたし。

テントのペグは、抜けかけていて、私が起きた後の強風で、私のテントは崩壊した・・・夜中でなくてよかった。

私のテント、 この後崩壊した。

シルバー軍曹の見事な、リビングヒストリーにも水が迫った

黒豹中隊 本部テントは、完全に水没

風は、強かったが、素晴らしい青空が広がった。

主催の黒豹中隊の皆さん、

ご参加の皆さん、 大変お疲れ様でした。

しっかし、とっても楽しめた2日間でありました。

次回の開催は、来年との事ですが、待ち遠しいものである。