カヌーイスト憧れの ユーコン川   漕艇 2日目     2013.08.26

雨の中 今日は約50km程進む。  流速は早いが 距離を稼ぐため一生懸命漕ぐ

夜半から 雨が激しくなった。朝の冷え込みは少ないが 雨は冷たく気分も沈みがち。

陽気なガイドアリーの笑い声が ファイトと言っているように聞こえる。

グレイリングが住む瀬。キャンプ地は中洲だ。

おはよう♪  陽気なアリー。

夜半からの 激しい雨の中の朝食。

今朝も ボリューム満点だ。

雨が降っても、漕がねばならぬ。  漕がにゃ川は下れない・・・。

食糧を積み込む。

各艇 準備中

今日の行程。 パロ、パロ、パロ、パロ しっかり漕いで

荷物満載     冷え込みは少なくても 雨は冷たい

ガイドのかっちゃん。

行程説明の時に、川地図を指さしながら、「パロ、パロ、パロ、パロ・・・・・」

子供のカタコトの言葉のような 冗談か??  何言ってんだか・・・、

と思ったら、 「パドル」 を 英語発音すると 「パロゥ」 と聞こえるんだねぇ、  

つまり、、「パロ、パロ、パロ、パロ・・・・・」 は、  「漕いで、漕いで、漕いで・・・」 という意味だった。

「パロ、パロ、パロ、パロ・・・・・」 11時出発

雨でも元気な、ベンちゃん

パイクポイントで、釣り。

長い人生・・・・・、魚にきらわれ続けている ハルも 暇つぶしにルアーを投げる。

初めての パイク(川カマス)ポイント。

な、なんと  パイクを最初に釣り上げたのはハルだった。60cm

じぇじぇじぇじぇじぇじぇ〜!

最初のパイクポイントで 驚いたことにハルが最初のパイクを釣り上げた。

根がかり と思ったら 60cmのヤツだった。これでも小さめらしい。

大きな口で鋭い歯があって ワニを思わせる顔だ。夕食に食すため 〆て カヌーの外に流してキャンプ地までつれていく。

昼食タイム。筏を組んで流れる。アウトサイドにガイドがいる。

昨夜のビーフステーキが入った  船上 豪華 肉入りラーメン。

昼食時に引いてきた 仲間にパイクを披露   やったねハルちゃん 

・・・・で、雨の中 パロ、パロ、パロ、パロ・・・・・

昼食時など、カヌー8艇で、筏を組むのだが、

手と、足だけで隣のカヌーとつなぐ。

ロープなどは使用しないのは、瀬や岩などに迫った時に、瞬時に離れることができる 安全対策なのだ。

グレイリング 釣り ポイントへ上陸

次々と グレイリングがあがる。

はるカミ も 挑戦

これは、ルアーではない。唯一私の釣りあげた魚。何者?

はるカミが、釣り上げたのは ホワイト・サーモン?の 超小物

このツアーでの 最小サイズの釣り果で、即リリース。

キャンプ地に到着  17時頃

フータリンクア   村の史跡

今夜の雨に備え みんなでタープを張ってテント村を作る。これはこれでみんな楽しそうに 工夫を凝らす。

キャンプサイトの裏山に ハイキング。小さな花が迎えてくれる。水ゴケのふかふかのマットの上も歩く。

雑菌がないため 先住民は怪我をしたととき ガーゼ代わりに水ゴケで傷口を覆うそうだ。

森の中を歩き

白い花

黄色の花

もうすぐ 頂上

登頂  20時ごろ

ユーコンを 鳥の目でながめる。

この地域には オオカミファミリーがいる。

運がよければ、ウォ〜ンと鳴き真似をすると、近くに住んでいる狼が縄張りを主張する為にウォ〜ンと応えるのだそうだ・・・・、

頂上から 「ウォ〜ン〜〜、ウォン、ウォ〜ン〜〜・・・・」 と、みんなで遠吠えをしたら ・・・・・・・・・・  遠くから  「ウォ〜ン・・・」

「おれの縄張りだ」と、遠吠えが返ってきた。 感激!!

ユーコン 狼のハウリングの動画はこちら

夕食は サーモン。

ディナータイムに、雨があがる。21時を過ぎても明るい。

男の料理塾「ノーザンパイクの調理方法」の動画はこちら

釣り上げたノーザンパイクを自分でさばいて キッコーマン醤油(北米産)をかけて食べた。身が締まっておいしい。完食!

今夜も雨だが 冷え込みはなさそう。疲れて 日没の23時頃 寝袋に潜り込む。

深夜2時 目が覚めて夜空を見上げると ところどころに星が。

北斗七星が見慣れない位置に輝いている。

妙に白く耀く雲が一筋。不思議に思ったがテントに戻る。  翌日夜に それがオーロラと知る。

翌日 漕艇 3日目へ