アルゴンキン州立公園 インテリア・カヌートリップ 2日目 2015.07.14
トムトムソン湖のキャンプサイトの朝 |
カヌートリップ 2日目の朝
ゆっくり 7時半ごろの起床。
空は晴れ、風もなくとっても気持ちが良い。
鏡面の湖面に小鳥のさえずり |
音もなく、カヌーが通過していく |
かっちゃんの作る カナディアン・ワイルドコーヒーは とっても美味しい。
鍋に湯を沸かし、 グラインドコーヒーを粉のまま放り込み ほっておく。
コーヒーフィルターや、器具など全く使わずに、上澄みのコーヒーをスプーンですくって飲む とってもシンプルな作り方。
かっちゃんシェフの朝ごはん |
カナディアン・ワイルドコーヒー |
カナディアン ベーコン |
カナディアン エッグ |
ベーコン&エッグ カナディアン |
焼きたてのパン |
この日のコース確認。
キャンプを撤収、トムトムソン湖に別れを告げ、リトルドー湖を縦断する。
湖岸から 1,140m と 200m 計1,340mのポーテージで陸を歩き、
バーンドアイランド湖を縦断し奥地へと進入するのだ。
ここをポーテージしていきます、 お覚悟を(笑) |
しゅっぱ〜つ |
9時半ごろ 出発
パロパロパロ ・・・・ パロパロパロ と 漕ぎ続ける
ひつじ草 |
食虫植物 モウセンゴケが 白い蛾をとらえている |
昨日、3回通った ビーバーダム
昨夜キャンプ地で、サングラスがない、と大騒ぎをしてしまったのだ・・・・が。
ビーバーダムの上に置いてあった。 |
おもわぬ事に、大喜び〜! |
あたいが、見つけて置いたのよ〜 |
お礼は、いらないわ〜 |
昨日、カヌーを引っ張って、ダムを越えた時に サングラスを落としてしまったのだ。
それを見つけた ビーバーが 目立つところに置いてれたのか・・・・? 私たちの後に通った 人たちかも?
いずれにしても、昨日からここに置いてあったのである。
コモンルーンの親子 夫婦と子2匹の標準的家族 |
リトルドー湖 東岸に到着 ポーテージルートの階段がみえる |
さぁ〜って、ここからポーテージルートである。
私の保有する、オールドタウンのチャールズ四世は、16フィート ロイヤレックス製 重さ約27kg
日本での川下り時、車への積み下ろしはやっているが、
担いで歩くのは、気田川のボロバスの川原から、道路への2、3百メートル、しかも他の荷物なしのカヌーだけしか運んだ事がないのだ。
リュックを背負って、いつもの調子で |
えいや〜っと 担げた! |
18フィート ケプラー繊維のカヌーは、大きさに比べては軽く、25Kgくらいか、 船体が薄いので、湖専用である、川で石や岩にぶつかると壊れてしまうのだそうだ。
荷物は、食料 45Kg以上
私たちの衣服やシェラフ 20Kg ほど
かっちゃんの装備 約10Kg くらい
かっちゃんが、 食料 45Kgとパドルなど
ハルカミ(よっちゃん) 20Kg
ハル 装備10Kg と カヌー 25kg の割り当て となる。
モスキートネットをかぶって、行軍開始 |
前へ〜 進め〜!! みんな荷物の方がでかい |
いや〜、意外と歩ける。
ローギャ、高回転 歩幅は少なく速歩き
しかし、道が狭く、カヌーを降ろして休める所がない・・・・・、
木道を歩く |
ちょっと広い所で、 ひと休み |
ひと休みして正解 この先長い上り坂だった。 |
坂を登りきった所に、カヌーやすめの 木に棒がかけてあった。 ここが半分 |
さらに進む |
湖面が見えた、 終了 っと思ったら ここは、1,140m地点 他のチームもいる |
約半分の地点に、カヌー休めの棒があるのだが、その直前に長い登り坂がある、あの坂の上まで一気には進めない。
かっちゃんには、歩くのが早いと お褒めを頂くが、 実は早くカヌーを降ろしたいので、歩幅は小さく、早歩き(笑)
残りの200mを進み バーントアイランド湖へ到着
50分ほどかかった事になる
バーントアイランド湖 |
ハルさん 歩くの速いね〜 いやぁ〜それほどでもぉ〜 |
天気もよく、風もない |
のんびりと ランチタイム 13時ごろ |
順調に漕いで行くと、ルー同士の戦い 雄同士で攻撃して追い払っている珍しい行為を見ることができた。
湖の中ほどの石の上にカモメの親子が・・・・・。
こんな所で子育てができるのだろうか、と心配していたら・・・・。
ルーがルーを追いかけている、 |
子のカモメ と 親のカモメ |
何と、親カモメが離陸し、増槽タンクを捨て(糞をした) ・・・・零戦の戦闘前行動にそっくりだ
急上昇したかと思うと、私たちのカヌーをめがけて急降下してきた、
何と急降下攻撃である、 巣に近づいた私たちを威嚇しているのだ。
カヌーの前方向から2回、 横方向から1回、 そして又前方向からと
まさに、特攻隊 波状攻撃をくりかえしてきた。
こんな恐怖は感じた事がない。
こちらは、迎撃用の武器を持たない・・・・
カモメ軍の基地の領域から外れたのか、突然攻撃が止んだ。
生きて帰れる・・・・
やはり 防衛用の軍備、攻撃力は必要なのだ それは憲法以前の問題だ
こちらが 敵にもわかる武器をもっていれば 攻撃はなかったかも ・・・・・などと感じてしまう。
そして、頭上にあやしい黒雲が・・・・・
風が吹いてくる 遠雷が聞こえる・・・・
早めにキャンプ地を探さなければ・・・・・、
キャンプ地発見 即上陸 まずはタープを張り、 荷物を・・・・
と 風が吹き、雨が降ってきた。
ラッキー、漕いでいる時に降ってきたら最悪だったが、雨宿りの準備は完了していた。
キャンプ指定地に到着 15時ごろ |
雨が降ってきた |
ボーイズチーム 雨の中 漕いでいる 「ここ人がいる、つぎを探せ〜」 |
風が冷たく、冷え込んでくる |
暖かいコーヒー |
時々、けっこう強く降る |
スープにサラダ |
暖かいパスタ |
ベアプルーフ |
焚き火がありがたい |
18時すぎには、雨も止み お陽さまがでてきた。
ここの全てのキャンプ地には、トイレが設置されている。
このトイレは、少し古く苔むしているが、近々作り直しの時期なのだろう、
他のキャンプ指定地のトイレは、もっと新しかった。
蓋にチェーンが付いている |
開けると便座がでてくる 閉めるとバーンを音がして、 他の人にもわかる |
トイレの点検、清掃を行い就寝