セスナフライト in Guam
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フライトシミュレーターでどうしても着陸が出来ない為(本末転倒であるが)
フライトシミュレーターでうまく着陸出来る様に、実機で練習する事にしました。
インストラクターが言うには「シミュレーターはプロがやるもの、実機の方が簡単」
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午前 8時30分 ホテルピックアップで
インターナショナル・フライングクラブ(グアム空港内)へ
セスナ操縦の為の、説明ビデオを見た後、セスナ駐機場へ
これから、操縦する機体の前で |
操縦装置や計器の説明を受けて、いよいよ離陸の為、滑走路へ
操縦席の計器類はオモチャの様、
MSフライトシミュレーターの操縦パネルが、オモチャっぽいのは、実機に忠実だったのだ。
地上走行(タキシング)は、手を操縦桿から離し、膝の上に置く。
操縦桿をもつと、車の運転の様に、つい、手を動かしてしまうからだそうだ。
方向変更とブレーキは全て両足でのペダル操作で行う。
ペダルの手前を踏むと、踏んだ側へ方向変更、 先の方を踏むとブレーキになる。
滑走路へのタキシング中に、あった複葉機 |
滑走路で、スロットルを開き、スピードが(確か)80マイルになったら、少し操縦桿を手前に引く、
あれれ??と思っている内に、セスナは離陸。
飛んでいると言うより、浮いていると言う感覚。
離陸後、ゆっくり機首を南に向け、3000フィート迄上昇する。
グアム空港滑走路とタモン湾 | 雲の上を飛行 |
ココス島上空まで、速度80マイル高度1800フィートを維持し、水平飛行
操縦桿を押すと速度が上がり、引くと速度が下がる(高度差の為)
空から見たココス島 | ココス島上空で、右左旋廻の練習 |
右旋廻は操縦桿を右に回し、少し引き気味にし、高度を維持する。
フライトシミュレーターでは、得られない、身体の傾いた感覚に、「酔ってしまいそう」
機首を北西に向け、恋人岬方面へ向かう。
停泊中の米海軍の小型空母 |
恋人岬上空で旋廻後、空港に向かう。高度1500フィート
滑走路を左に見て飛行 高度1300フィート
左旋回で、滑走路へ向かう
この時、インストラクターと私の意思疎通が悪く、
滑走路へ向かうと思っていなかった私は旋廻が遅れ、斜めになった進入方向を直すのに夢中になり、
まだ着陸しようとは思っていなかった(らしい)、インストラクターの意思に反して
管制塔が着陸許可を出す前に、私は着陸してしまった。
「はっはっは〜、無許可で着陸してしまった〜」(と言う、インストラクターの声が耳に入った)、
管制塔から、怒られ、あわてて、再び離陸
今度は、着陸許可を得てから、着陸。 |
右旋廻後、滑走路を右に見て右旋廻で滑走路に進入するのだが
「どの変で旋廻したら良いのか」と私が聞いたら、「体験操縦なんだから、自分の判断で操縦してください」と
インストラクターの答えが返ってきた。
おっ!面白〜い・・・だが、怖い・・・(1回目は、方向修正に夢中になって恐さを忘れていた)
でも、今度は、滑走路にまっすぐに進入出来た。
インストラクターの手も借り、無事着陸することが出来たのだが、
もたもたしていた為か、コンチネンタルエアーのB-737が滑走路に入ってきた。
(同じ滑走路での離着陸なのだ)
管制塔から、「早く滑走路から出ろ!」と、又、怒られ、
あわててたインストラクターが「ここは、私が操縦します」と言って、
早足?で滑走路からタクシーウェイに出る。
ここで、又、私に操縦を代り、駐機場へ向かう。
という訳で、私の初めてのセスナ体験操縦は、無事終了したのであった。
機を降りたら、yoshikoいわく、 「背中が汗まみれだよ〜」
背中だけでなく、全身、冷や汗まみれだったのだ。
離着陸が、1回の体験操縦で、2度も体験できた・・・ラッキー!大幸運!
写真撮影は、後部座席搭乗のYoshikoであったが、死力を尽くしたが、半分酔ってしまい。
撮影枚数は、すこし少な目であった。
これで、MSフライトシミュレーターでも、うまく着陸が、出来る様になる!・・・と思う。
・・・後日、家に帰って、さっそく復習・・・
FS98のセスナは、私の操縦したセスナに比べ、馬力が少ないのか、上昇に時間がかかりすぎるが、
FS2000のセスナは、実機とほぼ同じ性能の様で、同じ様に飛べた。
着陸が、今までの数倍うまくなった! (自分でも信じられないくらい)
滑走路にほぼ、まっすぐ進入できる様になり、
何と! 滑走路からはみださずに停止出来たのである。
実機での訓練のたまものである。
・・・・やった〜!・・・・