1日目 名古屋出発、舞鶴港から新日本海フェリーで小樽へ出港
どうして敦賀でなく、舞鶴かというと、敦賀航路は高速船で所要時間は短いのだが、
小樽着が、夕方になってしまい、朝市へ行けないからだ。
小樽に泊まり翌日、朝市という手もあるが、朝早く起きる自信がなかった為。
今回の旅は、私「素浪人T」と「素浪人U」
そして「素浪人V」(素浪人Uの父)の3人旅である。
今回も、前回買った「北海道キャンプ場ガイド」が役にたつ。
8/29
船内泊
2日目 ただひたすら、日本海の船の中 波はおだやか揺れもなかった。
8/30 船内泊
3日目 午前 4時30分 小樽港着
小樽運河 |
小樽に上陸 朝市、隣友市場で食料調達(毛がに、ホタテ、なんとか海老など)後、北へ向かう、
一路朱鞠内湖へ向かって、ひたすら車を走らせる。
途中、士幌で旭川ラーメンで昼食を食べ、とうもろこしと、北海道ビールを買い、キャンプ地に3時頃到着。
そこは、すでに 「秋」 肌寒く、早速 焚き火をして、暖をとり、
小樽の朝市で買った、毛がにとホタテ貝でバーベキュー 「うまかったね〜」
キャンプサイトは、湖を見おろす林の中で、すごく静か
早速 焚き火 | 豪華な食材 |
8/31
朱鞠内湖キャンプ場 泊 (道北)
4日目 わが艇「リンクスT」処女航海 朱鞠内湖 中之島まで、漕ぐ
風がけっこうあり、慣れないパドリングに苦戦 |
近くの日帰り温泉で入浴
9/1
朱鞠内湖キャンプ場 泊 (道北)
5日目 サロベツ原野、晴れていれば 利尻富士が見えるはず。
サロベツで一句 曇っていたので 「サロベツや、9月は花なし、富士も見えず」 と詩って
稚内から宗谷岬へ
簡単に、日本最北の地に来てしまった。
天気が良く、サハリンも良く見えた。 |
元大日本帝国領土「樺太」、現ロシア領、サハリンを監視し、
最北端の郵便局で、貯金をしてから、
日本最北端の民宿に泊まり、タコしゃぶ(蛸のシャブシャブ)を食う。
9/2
宗谷岬 最北の民宿 泊 (道北)
6日目 利尻島へ行くか、はたまた、礼文島かで、大激論の結果
朝一番で、車を稚内港へ置きフェリーで礼文島へ
ノシャップ岬 |
礼文の港の近くの食堂で チャンチャ焼きを食べる
レンタカーを借り、島内観光ドライブ
スコトン岬 | もも岩 |
メノー海岸のお土産屋で、糠ボッケを 試しに買う 家に帰ってから食べたら、メチャ美味い
利尻富士と月 |
礼文の知床の民宿に泊まる、季節外れでウニは食えなかった。
9/3 礼文島 民宿 泊 (道北)
7日目 朝のフェリーで稚内港へ 礼文の港ではユースホステルの見送りで有名な大騒ぎをしていた
礼文島よさらば! |
宗谷岬を通過し、クッチャロ湖へ
キャンプサイトは、 湖に面して広々としている。 |
9/4 クッチャロ湖キャンプ場 泊 (道北)
8日目
素晴らしい天気、 きれいな湖面でカヌーを漕ぐ |
砂金の採れる川へ行き釣り・・・・・(素浪人そのV 小さいのでリリースしたそうです)
帰り道の川で鮭を手づかみゲット、リリース。(素浪人Uに、何で逃がすの、と怒られる)
次に、鱒の雌をゲット、持ち帰る(素浪人Uのお許しを得る)
日本酒を持っていなかったのでX.O.ブランデーでイクラの醤油漬をつくる。
鱒の雌をゲット | X.O.ブランデーでイクラの醤油漬 |
イクラが多いので、試しに焼いてみた・・・硬くて食えない・・・もったいない事をした。
9/5 クッチャロ湖キャンプ場 泊 (道北)
9日目 知床、ウトロまで一気に走る。 走行距離 400Km
途中で食べた、サルフツのホタテのフライ定食が、メチャうま!
川で鮭や鱒の遡上が見られた! すごい。
(どうして一気に知床までかと言うと、サロマ湖船長の家の予約が13日目にしか取れなかった為、
先に知床へ行く事にした。 第1弾の旅と同じで、この予約に合わせた日程となった。)
9/6 斜里町ウトロ 民宿 酋長の家 泊 (道東)
10日目 カムイワッカの湯の滝に行こうとしたら、林道が雨のための土砂崩れで車は勿論、人も通行止。
歩いて行ける距離ではない。 残念!
知床五湖に行く。前回なかった展望台などが出来ていた。
前回買った「知床ヒグマよけの鈴」を使用。
知床五湖 |
9/7
ホテル地の涯 泊 (道東)
11日目 知床峠を越し、羅臼へ
相泊温泉へ入り、熊の穴ラーメンを食べ川で釣り。
山の主のような 鹿がキャンプ場にでてきた。 |
9/8 羅臼町営キャンプ場 泊 (道東)
12日目
素浪人そのVが、おしょろこま(北海道固有種、岩魚の仲間)を6匹、釣る。
さっそく、塩焼きでいただく。 |
残念ながら、私は釣れず、あたりは何度もあったのだが、腕でなく仕掛けが良くなかった。
やっぱり、腕かな〜。
羅臼の河口でのサケ漁 橋の真下でやっていた。 |
9/9 羅臼町営キャンプ場 泊 (道東)
13日目 知床峠を又、通り、ウトロ 小清水原生花園 網走監獄 のとろ瑚 珊瑚草の 紅葉を満喫
珊瑚草 |
サロマ湖の夕日を見てから、待望の蟹、かに、カニの夕食へ
やっぱり食べきれなかった。
かに、蟹、カニの夕食 |
9/10 サロマ湖 民宿 船長の家 泊 (道東)
14日目 船長の家主催の、サロマ湖の釣りとワッカ原生花園サイクリングツアーに参加。
朝 6時から船でサロマ湖、オホーツク海へ、
カレイが釣れた! 朝食の味噌汁で食べる。
屈斜路湖へ寄り、カヌーで和琴半島を一周する。半島の先でミンク(だと思う)と遊ぶ。
この時、素浪人そのUとそのVは、摩周湖へ、晴れていてきれいだったそうだ。
夕暮れのクッチャロ瑚で漕ぐ |
9/11 国民宿舎 摩周温泉 泊 (道東)
15日目 阿寒湖 へ、 オンネト― 湯の滝で入浴後
神秘の湖 オンネト− |
帯広へ
池田町、ワイン城などへ行ってみた。
愛車、アドヴェンチャーJeepのヒューズが飛び、ラジオが聞けなくなってしまったので、
ガソリンスタンドで交換と思ったが、「このヒューズはディーラーにしかありません」と言われ、
帯広市で「ホンダベルノ」を探し、ヒューズを購入、(念の為予備も)
シガレットライターから、レーダー探知機、別付け灰皿用照明、冷蔵庫と、タコ足で取り過ぎた為
これ以降は、冷蔵庫使用時は、ジッポーライターを使用する事にした。
9/12 帯広 ライダーハウス 泊 (道央)
16日目 素浪人そのVを、帯広駅まで送る。
帯広駅 |
素浪人そのVは、帯広から千歳まで列車の旅で、空路名古屋へ
素浪人そのT、そのUは、次のキャンプ地、然別湖へ
9/13 然別北岸キャンプ場 泊 (道央)
17日目 朝早く、北岸から弁天島までカヌーを漕ぐ
黄色一色のカヌーを、緑のカラースプレーで、迷彩色にする。
早朝パドリング | 自然に溶け込む色になった。 |
東雲湖へ、 前回は途中の船着場まで観光船で行けたのだが、環境保護の為
現在は歩きでしか行けないとの事で、湖岸の山道を歩く。
今回は、晴れて東雲湖がはっきりと見えた。
すっごく静か、神秘的な湖だ。
北海道固有種の鳥「やまげら」に遭う。
静寂そのもの 東雲湖 | ヤマゲラ |
9/14 然別北岸キャンプ場 泊 (道央)
18日目 トムラウシへ、台風接近のため、キャンプはやめ、
トムラウシキャンプ場 | 東大雪荘に泊まる。 |
最近建て替えたばかりで、こんな山奥にこんな建物がと思うほどの建物だ。
ここの露天風呂も、なかなか良い
9/15 トムラウシ温泉 国民宿舎 東大雪荘 泊 (道央)
19日目 ヌプントムラウシ温泉や、滝を見たかったのだが、台風による雨の為林道通行止、
無視して行ったら、命の保証はないとの事であきらめ、十勝岳温泉へ
雨も降り続いていた為、カミホロ荘に泊まる。
十勝岳温泉 カミホロ荘 |
9/16 十勝岳温泉 カミホロ荘 泊 (道央)
20日目北海道の最高峰、旭岳に登る。
朝から雨、山登りは・・・と思いつつ旭岳ロープウェイへ向かう、
ラッキー! 晴れてきた、
ロープウェイ山頂駅から姿見の池へ、晴れて旭岳が池面にきれいに写っている。
姿見の池 | 旭岳 山頂 | 紅葉 |
紅葉が始まっていた。
ここから先は、本格登山道。 ガレ場でザレ場、歩きにくい。
途中霧が出て、ホワイトアウト。何も見えない、道もはっきりしていないので、迷いそうになる。
歩き始めて2時間ほどで、登頂成功! 雲間にみえる下界がきれい。
昼食(山歩きの時は、決まっておにぎりとサッポロ塩ラーメン)をとり下山。
おねだりキツネに遭う、何もやらないよ〜だ!
ロープウェイ駅付近で、宿をさがしたが、どこも満室
良い雰囲気の野営場があったが、疲れたのと、この日は寒く白金温泉へ
9/17 白金温泉 町営宿舎 泊 (道央)
21日目 空知川でカヌーの川下りをやりたかったが、台風の雨の後で増水していて、
初心者の私では無理と判断(天気も悪かった)
北海道三大秘湖の三つ目、オコタンペ湖のある支笏湖へ向かう。
最近できた、支笏湖キャンプ場でキャンプ
このすぐ先が、オコタンペ湖なのだが、その道が土砂崩れで通行止
湖を一周して、逆の道からでないと行けない。
支笏湖温泉の旅館で入浴、食事をしてからキャンプ場に戻る
9/18 支笏湖キャンプ場 泊 (道央)
22日目 朝、支笏湖でカヌーを漕ぎ
湖の対岸のオコタン野営場へ移動、
カヌーをたたまずに、Jeepの上に乗せて走る
オコタンペ湖を見て、キャンプ場へ
オコタンペ湖から支笏湖への川下りをしよう、と思っていたのだが
この川は、川と言うより 滝! これでは無理とあきらめる。
オコタン 野営場 | オコタンペ川 |
9/19 支笏湖オコタン野営場 泊 (道央)
23日目 オコタンペ川の支笏湖への河口付近でカヌーを漕ぐ
9/20 支笏湖オコタン野営場 泊 (道央)
24日目 羊蹄山を見ながらニセコへ
細川たかし像 |
真狩村の細川たかし像の前で写真を撮る
この日の宿の、露天風呂は数もたくさんあり、良いものだった。
9/21 ニセコ湯本温泉 雪秩父 泊 (道央)
25日目 積丹半島を周り小樽へ
神威岬は良い天気だったが、風がすごい。 地形の関係でいつも強い風だそうだ。
カムイ岬 |
郵便局で記念の貯金、ウニ丼の美味い店を教えてもらい、積丹名物、ウニ丼を食べる
夕食は 小樽の寿司屋さんで、 人肌に温かいシャリの寿司を食べる。
寿司メシの 温かいのは、やはり 冬の寒さがハンパでない為、温かくしたそうだ。
夕方出航のフェリーに乗船
9/23の敦賀行きを予約していたが、台風接近中、欠航の可能性が大きい為、日程をくり上げる。
9/22の敦賀行きは出航はしても敦賀沖で台風通過待ちをする可能性が高いので
新潟行きへ予約変更して乗船、 9/22 小樽から新潟 船内泊
26日目 無事に新潟へ到着したが、それからが大変。
新潟から名古屋まで、台風の強風の中を走る
高速道路閉鎖や、 一般道路倒木などで寸断のなか
迂回しながら ひた走り なんとか無事にたどり着く。 9/23 自宅着
・・・おしまい・・・