根石岳から日本最高所の露天風呂 へ 2020.09.15-17 出迎えてくれた カモシカ |
8月に 2年ぶりの山歩きで中央アルプス宝剣岳を登り、とっても気持ちよかったので、
八ヶ岳の未踏峰「根石岳」に登頂し 、泊まってみたかった本沢温泉に行こう!
本沢温泉へは、八ヶ岳の東側の本沢温泉への林道を通り、ゲート前の4駆専用の駐車場から歩いて 約1時間の路であるが、
名古屋から本沢林道へ行くには八ヶ岳を西からぐるりと回って行かねばならない。
西側の登山口、桜平から夏沢峠を越えれば本沢温泉に行けるので、徒歩距離は長いが、
根石岳登頂してから、本沢温泉に行ける・・・・・。
コースタイムは 4時間半ほど。
なので私たちは、6時間くらいで行けるかな?・・・・・っと。
カーナビにはない路で桜平へ
未舗装道路に入ってからけっこう距離があり、 MyJeep HotOil警告音が鳴り響く
桜平 駐車場 上 10時ごろ出発 |
夏沢鉱泉への林道は急坂で、とってもきつい |
11時頃 夏沢鉱泉へ到着 |
夏沢鉱泉を超えてすぐの森の中に カモシカと遭遇 しばし見つめ合う |
やはり、夏沢鉱泉への林道は急坂で、とってもきつい
コースタイムの倍 1時間ほどかかってしまう。
次のオーレン小屋を目指して歩く |
八ヶ岳特有の苔むした森だ |
オーレン小屋へ到着 12時10分 |
コンビニおにぎりで昼食 |
なつかしのオーレン小屋で、休憩 昼食
2012年7月に 初めて八ヶ岳、本沢温泉 野天風呂に日帰り入浴。
同年 9月に オーレン小屋に泊まり、峰の松目、硫黄岳登頂後、根石岳を目指すが 箕冠山で力尽き 下山したのだ。
同年 10月に 黒ゆりヒュッテへ泊まり、東天狗、西天狗を登頂したときに、根石岳にも行くつもりだったが、
東天狗山頂があまりにも風が強く寒かったので、あわてて西天狗へと向かい、根石岳を忘れてしまったのだった。
その後、八ヶ岳の 北は蓼科山から 最高峰の赤岳 南の 編笠山 までのほとんどの峰に登頂したが、根石岳は未踏峰だった。
夏沢峠から温泉へか、箕冠山から根石岳か ちょっと考え |
箕冠山から根石岳へと向かう |
これは食べられそうだが・・・・。 |
箕冠山山頂 |
オーレン小屋から 1時間10分ほどで 箕冠山山頂へ
ここのコースタイムは、45分
いよいよ根石岳だ。
はるカミは、ここの岩陰で休憩。
私はリュックを置いて、根石岳を登る。
いよいよ根石岳登頂だ |
根石岳登頂 14時27分 |
しかし、なんと言うこと ガスってみえない 天狗岳 |
ガスって見えない 硫黄岳 |
15時までは晴れの予報だったが、歩みが遅く 雲が出てしまったのだ。
ここで、 八ヶ岳の神に 祈ろう・・・・。
と、雲がながれ視界が開けた!
西天狗岳に東天狗岳 |
硫黄岳から 赤岳 阿弥陀岳方面 |
茅野方面 |
感慨深く眺める |
初登頂の 根石岳
根石岳って、ついでに登る山なんだけど・・・・。 と言うが、
いままで、2回も ついでに登れなかった 山なのです。
しかし、時間も遅くなり あまりゆっくりとはいられない。
早々に下山。
根石岳からの南八ヶ岳展望 硫黄岳の先に雲に隠れた赤岳や阿弥陀岳 |
箕冠山まで戻り |
夏沢峠へ |
50分ほどで夏沢峠へ |
夏沢峠から最後の降り路 本沢温泉を目指す |
八ヶ岳初めての時、TV取材中のサヘルさんに会い、いっしょに写真を撮った 夏沢峠を後に
本沢温泉を目指す・・・・・が。
もう、体力の限界か、 歩みが非常に遅い。
というか だいぶ歩いたつもり で ヤマップ画面を見ると
ほんの少ししか進んでいない。
おかしい、キツネかたぬきに ばかされているのか・・・・。
そんなこんなで、露天風呂までたどり着く。
スマホに着信が・・・・・。
本沢温泉からだ。
15時ごろ到着予定と伝えておいたが、もうすぐ17時
電話すると、5時半の食事に遅れないように と 言われた。
露天風呂入り口 |
本沢温泉着 17時02分 |
夏沢峠から 2時間以上かかったと思っていたが
実際には、1時間10分ほどであった。
疲れ切って 歩いても歩いても進まない、時間だけが過ぎていくという感覚になっていたようだ。
この日の時間は 桜平10時スタート 本沢温泉 17時10分着 7時間10分であった。
コースタイムを、大幅にオーバーしたのだ。
急いで 温泉 内湯へ ざんぶりと 入って 夕食に間に合った。
この日の夕食 |
![]() 翌日の朝食 |
食後、もう一度 温泉に入り
7時頃には、疲れ切って就寝。
翌朝 5時半に起き
6時から朝食 朝風呂に入ってから
7時20分頃 出発
7時20分頃 出発 |
夏沢峠への路へ |
昨日は、到着が遅く入れなかった
日本最高所 標高2,150m の野天風呂に入る
樹の蓋を外し ざんぶりこ |
ひやっは〜 気持ち良い〜! |
この気持ちよさは、他に変えられない、
歩くのを止めて、ずっ〜っと浸かっていたい・・・。
が、あるかないと 帰れない。
しかたなく、夏沢峠へと出発
昨日、あんなにも辛かった降りの道のり
今日は、登りなのにけっこう順調、 ・・・休み休みだが。
9時40分 夏沢峠 |
オーレン小屋へ |
オーレン小屋 到着 10時30分ごろ |
少し早いが お弁当 |
朝食の時間が早かったのと、だいぶ活動したので、
多すぎると思った、お弁当も ペロリと平らげた。
ゆっくり休憩後、オーレン小屋から夏沢鉱泉を目指して歩く。
昨日は登るのに必死で道しかみていなかったが、 |
北八ヶ岳特有の 苔の森を満喫しながら歩く |
沢の流れも清らか、 奥入瀬渓谷のよう |
あの小屋は、 オーレン小屋の発電施設だった。 |
のんびり、ゆったりと 苔の森を楽しみながら
夏沢鉱泉へ
夏沢鉱泉 12時 |
ここからは、林道を歩く |
この林道は 急坂が続く |
桜平のゲートに到着 12時50分 |
桜平駐車場上に向かう |
よい子に待っていた MyJeepに再会 13時 |
この日の宿、創業大正十五年 蓼科親湯温泉 へ向かう。
ウェルカムドリンクが、生ビールとはうれしい。
まずは 生ビール |
貸し切り露天風呂でのんびり |
武田信玄の隠し湯でもある自家源泉の親湯温泉。
弱酸性のさらりとした泉質
大浴場、貸し切り露天風呂と浸かり
夕食は、 創作料理 蓼科 山キュイジーヌ
夕食後 早めの就寝
翌日 朝食は、信州らしさを大切にした という 和食 蓼科 山ごはん
朝風呂に入り のんびり 過ごし、
9時過ぎに チェックアウト
自由農園で 買い物をし 帰路に着いた。