パラオ 6日目  ドルフィンシンフォニー               2016.03.14

最終日はのんびり、まったりと・・・・・、

・・・・はせず、イルカと泳ぎたい〜!  とはるカミが言うので

イルカとダイビングは、夜飛行機にのるのでできない、

素潜りするドルフィンフリーダイブにしよう、

しかし、はるカミが 素潜りができな〜い、 ジャックナイフができないのぉ〜??

ダイビングを何年やってるのかな・・・。

潜れなくてはしょうがない、イルカに触れる ドルフィンシンフォニーにしよう。

ネコマリンへ申し込み ドルフィンズパシフィックへ

まずは クロース・エンカウンター 

初めての場合は、まずクロース・エンカウンター というプログラムで 陸上からイルカになれる。

エサをやったり、ジャンプのサインをだしたり・・・・。

 

次にドルフィンシンフォニー 水中に入り イルカに触る。

最後にイルカに乗るのだ!

20年ほど前、ハワイビッグアイランドでイルカの群れに遭遇 シュノーケリングでいっしょに泳ぎ、 目と目が合って手が届くくらいの距離まで近づいてきた事があるが、

野生のイルカに触れるはずもなく 見るだけだったがいっしょに泳ぐことができた。

それ以来、イルカに触ってみたいと思っていたのだ。

イルカの肌はつるつるすべすべ だった。

 

動画 パラオ ドルフィンシンフォニーへ

 

午前でプログラムは終了なので、ランチは昨夜と同じバーガーハットへ

ハンバーガーもあります。

まずは、ビール 串焼き

焼きそばを食べたいと思い、

メニューの焼きそばに見える写真を指さし、 焼きそばか?  と訊ねると

店員が 焼きそばはない、 これを食えと 指さす。

焼きそば風だがちょっと違う   よくみると ビーフン だ。

ビーフンんなんか食べたくない、 あまり美味しいという覚えがない。

でも、出来てきちゃったからしょうがない、 食べる。

・・・・  何と  美味い〜!  

今まで日本で食べてたビーフンは何だったのか? と驚きバクバクと食べてしまった(笑)

あまりの美味さ、驚きで 写真を撮るのを忘れてしまった(笑)

曇り空であるが、良い風景  ホテルの部屋のベランダからの風景

ホテルの部屋にもどって、しばし昼寝。

 

水族館か博物館に行こう。

ダイビングでさんざん見たのに水族館へ。

タクシーで 5ドル

テケット売り場

かくれ海老

ヒラメ

岩と思ったら 魚

オウム貝

小さい水族館だが、豊富な魚類で驚く

考えればすぐ近くの海に たくさんいるのだ(笑)

 

市内の警察署の近くにあるという日本軍の戦車をみようと タクシーにのり 

ポリスオフィスへ と いったら、 ポリスへ行く? お前たちは悪者か と 言われて 大笑い

ポリスオフィスのパラオ国旗

日本、パラオの友好車輌

警察署から細い道を入っていくと、さび付いた戦車が、

日本海軍の特二式内火艇   とても珍しい 水陸両用戦車だ

被弾した跡もなく、終戦時に放置されたものだろう。

 

ペリリュー島での戦いの損害が大きかった米軍は、飛行場などがない戦略価値の少ないパラオ本島には上陸せずにフィリピンへ向かったので

その後パラオ本島の日本軍は大きな戦闘はなく終戦をむかえたらしい。 

 

そこから歩いて 日本食レストラン 夢 へ

まずは地ビール

キリンビールを頼んだら、品切れ   アサヒをキリンのグラスで飲む

タロイモコロッケ

イワシのから揚げ

豚串焼き

 当店自慢 地鶏の焼きもの

このレストランの味もとっても良かった  パラオ語で言うと「アジダイジョウブ」(笑)

送迎してくれるので、帰りはホテルまで送ってもらう。

 

夜中23時45分にインパックツアーズの迎えが来て、コロール空港へ

運転手は、初日のツアーでシュノーケリング時に泡のリングで写真を撮ってくれたガイドさん。

楽しかったお礼を言って空港でお別れ。

 

3/15  帰国

午前 2時10分発の ユナイテッド航空 UA158便で グアムへ

往路では、閉店時間で入店できなかったラウンジで待つ

午前7時発の セントレア中部空港行きに搭乗

セントレア中部空港に10時15分 定刻に到着 した。

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ハルカミの 感想

あっ〜、かかってしまった。

その瞬間 私は この地を訪れた人々が罹患するという ・・・

あの パラオ病にかかったことを確信した。

それは徐々に 私をとりこにした。

パラオを訪れ まず、ロックアイランドに行くことになった。

世界遺産の海原、ボートは 一直線に青の中を走る。

次々と過ぎていく大小の島々は 様々の青のグラデーションの海に こちらも様々な緑をまとい浮かび上がる。

こんなにたくさんの青や、緑があるのかと驚き そこに キラキラと陽の光が降り注ぐ。どこを見ても同じ色がない。

ボートが速度をゆるめた先は 木々の緑と海の青が溶けミルクを注いだような色彩の入り江だった。

「ここは美肌の海です。先日 かの女装美容家が来て6時間滞在時しました。

この泥は保湿と美肌 さらにホワイトニングの効果もあり化粧品として開発され販売されてます」と、ガイドは 私たちを残して 泥を採取するために海に潜った。

発酵した匂いが伴った泥パックのあと セメントのように固まったそれを 海で洗い落として しっとりとした顔で次の場所へ。

カヤックは 透明の海を滑りだす。眼下では 複雑な形をしたサンゴが手の届く距離にある。実際は 5m以上ある水深だ。

小魚の群れがカヤックを誘う。視線を上に向ければ ロックアイランドの根元にはカニが走り回る アワビに似た貝をガイドが手渡してくれる。

前方にアーチが見えて 「この中は ジブリの世界です」と、案内される。ゆったり息を吸い込むと 自分中の固まったものが やわらかくなってきた気がした。

のんびりランチの後 いよいよジェリーフィッシュレイクへ。

桟橋で足や体を洗い 他所の泥を持ち込まないようにする。

レンジャーのチェックを受けて 山道に入る。この先に待ち構える宝を大切にしているパラオの人々に感謝して入山。

15分ほど歩いて開けた湖は、シンとしてミステリアスな表情で私たちを迎えた。

10分ほど泳ぐと何かが手に触れた。 深い湖底から次々とコミカルな動きで挨拶にくるクラゲたちだ。

クラゲに自ら触れるなんて信じられない。どれだけ見ていても飽きることなく、水の中に遊ぶ。

ほんわり自分が溶け出してきたようだ。

そして この日最後はシュノーケル。 明るい光を受けて 色とりどりの魚が舞い踊る。

翌日のペリュリュー島。

ここでは 自然でなく人に目を向ける。自分が生きていること 命というものと向き合える時間だった。8回目の慰霊の旅だというご家族と共に香を供え、手を合わせる。

そして次の日 海の中へ。

そこには、命が 8000mの落ち込んだ海底下から冷水塊とともに わき上がってくるようだ。

冷え切った水と浅い海の暖かい水が交互に肌に当たり 温度差で視野が揺らぐ。

豊饒な海が神々しくも思えてくる。私たちは 水の中で息のできない不器用な魚だ。急な流れに逆らって 必死にヒレを動かす色とりどりのおちび。

コバンザメを従え悠々と過行くサメ。その向こうには、ブラックフィンバラクーダご一行。

次々と現れる登場者を紹介しきれない。

この瞬間だった。 私は確信した。目は子供のようにキラキラ輝き 手を叩き レギュレーターをくわえた口から 歓声が出てしまう。

言葉ではない、驚きの唸り声だ。パラオが大好きだという思いが肺をいっぱいに満たした。 

そう、パラオ病にかかっていると確信した。

このことを現地で知り合った人に言ったら 「私25回目のパラオ訪問」と答えが返ってきた。

そんな、罹患者にパラオの人々はさらに優しく接してくれる。

最終日は 念願のイルカと遊ぶ。

10年以上前 野生のイルカと泳いだことがある。太陽光を反射して海底から光が降り注ぐような海。 

彼らは次々にそのスポットライトを受けたように現れ キーンと超音波で語りかけてくる。

泳ぎの得意でない私をいたわる様に伴走してくれた。腕の長さがもう一本分あれば届く距離だった。

いつか 彼らと触れ合いたい。と思っていた夢がかなった。

そして 帰国。

・・・再来訪の計画を立てている。


ウィキペディア パラオ語 パラオの言葉は日本由来のものも多く興味深い  パラオ・アンガウル州では日本語も公用語の一つになっている

1日目   初めてのパラオ 

2日目   ロックアイランド、ジェリーフィッシュ・カヤック ツアー へ

3日目   ぺリュリュ―島 へ

4,5日目 スキューバダイビング へ