「デスバレー国立公園」    ラスベガスでKA観劇             2016.10.10

7日目 ディスバレー (この日の移動距離約400km)

朝食は ホテルルクソールのバフェでお腹いっぱい食べる。

荒野の中をひた走り 

ランチタイムは オアシスでサンドイッチのお弁当

西部の店

アール・オブ・サンドイッチ  サンドイッチ伯爵の11代目の店

ディスバレー(死の谷)へ

アメリカで 最も乾燥し 最も夏熱く 最も標高の低いところだ。

最高3368mの高山から 海抜マイナス86mの標高差がある。

ゴールドラッシュの時代この地にさまよった人たちが酷暑と水不足の中

命からがら抜け出した人が 「さらばディスバレー」 と 呼んだららしい。

ここは、世界で最も気温が高くなる地の一つで

記録では、摂氏57℃(世界記録はサハラ砂漠58℃)

この地のホテルは 暑さのため夏季休業らしい。

ザブリスキーポイント

ゴールドバレー 金色の谷 であるが、 金は採れない 

 

そしてやっと 私たちの思い描く砂漠にきた。

砂の大地に、メスキートフラット砂丘だ。

毎日 風が風景を作り変えるという風景

よく目を凝らすと ムカデ?の足跡?

こんな 厳しい台地の中で 息吹を感じてほっとした。

メスキートフラット砂丘

小動物の歩いた跡

 

 

バットウォーターでハイキング。

白い台地は 塩が広がっている。

水を求めた人が この地の水を口にし 塩水で飲めなかった。

それで 悪い水と呼ばれた。

バッドウォーター

塩湖

あっちも

こっちも

ここも 

すべて塩

穴の中は塩水

舐めてみる    ・・・  しょっぱい

塩のかたまりを発見

食べてみる ・・・ やはり しょっぱい    でも、自然塩のうま味がある

塩、しお、ソルト、 どこまでも塩の平原

はるか 山の中腹に海水面がある

そう ここが 海抜下86mの地点だ。

アーティスト・パレット

そして バスの旅も今日で終わる。

 

最後の楽しみのラスベガス。

今夜は シルクドソレイユラスベガスのショー

「KA」をみる。

「O」も見たかったが あいにく休演で また次回のお楽しみ(?)

前から 4番目の通路側が取れたので
前面舞台に手が届く距離だ。
グッと首を回して見渡すと
全体に舞台装置があり ワクワク感を満面にした観客で埋め尽くされていた。

あちこちでシャッター音がしていたが
時間がくると 人が走り回って 写真はNOと伝え始めた。

異様な人があちこちに現れて
私たちも 樽を隣に手渡すように威嚇された。
どうも 奴隷として働かされたようだった。
太鼓の音や こんな演出で 「KA」の世界にどんどん引き込まれていく。

すると
ポックリをはいた異様な歩き方をした 黄色い人物と
歌舞伎の隈取をした人物が 出てきた。

「パシャ!」 
隈取の人物の顔が光った。
ハルの前に座っている人が 引きずられるように出される。
そこで なんと携帯が鳴った。

恐ろしい形相で詰め寄る隈取。
鳴るはずのない自分のスマホを握りしめてしまった。

彼が 奈落に落とされたのを見て 初めてサクラによる警告だと気が付いた。

もうこの時点で 会場全体は「KA」の世界の中であった。

そして 大きな拍手と興奮の吐息で 「KA」は幕を閉じた。

 

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