気田川カヌーツーリング & 山岳ドライブ
3日目
昨日、コンビニで買った、バターパンをガスコンロで焼き 朝食(全くの手抜き)
昨日の雨も止み、晴れ間も出てきたので、テント、タープなどを干しながら 撤収作業。
カヌーでのリバーツーリングを2日間 堪能した、秋葉神社前キャンプ場をあとに、11時ごろ水窪山岳ドライブに向けて出発。
秋葉ダムの上を走り、国道で出る道を通ったが、この道は恐ろしい道だった。
何が恐ろしいって、ダムを渡り、国道へ出る所が、トンネルの中で、信号なし、ミラーもなし、
右折する私は左右から来る車の合間の出なくてはならないが、左右の見通しが全くない。
この道は、2度と通りたくない道である。
水窪には、渋滞もなく順調に進み、12時過ぎに到着。
街中の「かめや食堂」で、カツ丼 でランチ
客のいない店であったが、カツ丼は美味かった。
腹ごしらえも終わり、いざ、山岳ダート走行路へ・・・・・
新緑の山並み |
一昨年 泊まった、山王峡温泉を過ぎて、山道へ入る、ゆっくりと走っていた、その時!
前方50m位の地点、突然 左の崖から何かが降りてきた。
動物だ! 猪か? いやもっと大きい、足が長い・・・素浪人Uが叫んだ「カモシカだ〜!」
次の瞬間、その動物は、車道を横切り、右の急斜面へと消えた。
あわてて、車を停車させ、カメラをもって、車外へ飛び出し、急斜面を覗き込み、探してみる。
だが、相手は「カモシカ」、斜面を駆け下りていて、見つけるのは無理かと思いつつ、探す。
・・・が、やはり、見つからない・・・・あきらめて、車に戻ろうとしたが、
カモシカが駆け下りた地点よりはるか前方に、何かがある・・・・サバイバルゲームで鍛えた索敵のカンと眼である(笑)
・・・・岩かな〜・・・いやっ! 首がある! カモシカだ! カメラ E-100RSのズームで捉える、シャッターを押す。
しかし、顔が、葉に隠れていて、見えない、車道を忍者走りで移動(サバイバルゲームでの動きを活かす)
樹々の間から、何とこちらを見ている カモシカの顔を正面からとらえ、シャッターを押す、バッチリ撮れた!
カモシカの背中発見 | 素早く移動し、正面でとらえる |
思えば、群馬の岩櫃山で、山歩きの途中、カモシカに遭遇、子供のカモシカだったので、興味をもったのか
しばらく、私達の後ろを着いて来た時、カメラをもたず、悔しい思いをしたが、 今回はバッチリ、デジカメに納めた
今回のカモシカも、子供のようで、私に興味を持ち、こちらを見ていたのであろう。
数枚、撮ったあと、 このカモシカはクルッと向きを変え、あっという間に、急斜面を駆け下り、消えていった。
いや〜、素晴らしき幸運、 天然記念物の なかなか、見ることもできない 「カモシカ」を撮れた。
しばらく、興奮が納まらなかった(笑)
気を落ち着けて、車を先へ進ませる。
待望のダートロードである、My アドヴェンチャーJeep のダート走行安定性は素晴らしい!
不安なくドンドン走れる。
一昨年、タラの芽を発見した地点を思い出しながら探す、
そして、その地点にたどり着き、車を降りて、山に入る。
一昨年と同じ時期だが、今年は天候が温かく、もう終わっているかもと思いつつ、探す・・・・
お〜、あった、あった〜、 一昨年より広範囲に歩きさがしたが、 大収穫だ〜!
タラの樹が高く、ての届かない芽をどう採るか、真剣に考え、素浪人Uを肩車でかつぎ、採る一幕もあった(笑)
大収穫のタラの芽 | 素晴らしい青空 |
更に、車をダート道を進めて行ったら、通行止めの看板とチェーンが・・・・・
一昨年は、道の最終地点まで行けたのだが、今は一般車通行止めで、最後までは行けない・・・残念・・・
・・・・・・・・・・・・・・ただひたすら、360度の森の樹々の風景(スクロール画像へ)・・・・・・・・・・・・・・・・・
残酷な、通行止めの看板 | これ以上進めず、すこし、すねる(笑) |
止む無く、そこでUターン、山を下り始め、山桜に写真など撮りながら他の山菜採りに人と話をしたら、
山菜の王様、タラの芽より美味い 「あぶら芽」 という、山菜をもらってしまい、感激。
美味い 山フキのとり方など、教えてもらって、山フキも 採る事ができた。
山菜のことなど、全く知らなかった私達が、少しづつ 山菜の知識を 得ていく・・・・
こんな山のダートが、大好きなのです(素浪人T) |
遅咲きの、満開「山桜」 |
そんなこんなで、大分遊び・・・4時過ぎに、今夜の宿、和風ペンション「布滝」に到着。
早速、露天風呂へ、初めての布滝を見ながら、の〜んびり風呂を楽しむ。
山の上の 住吉温泉から湯を引いているそうだが、非常に滑らか、入っているとヌルヌル感があり、出ると肌しっとり感覚。
北海道は留辺蕊町の つるつる温泉と同じ様な泉質の様だ、 珍しい泉質だと思う。
夕食・・・これが、豪華 美味しい、腹いっぱい 大満足のいく 宿であった。
水窪町の青空を泳ぐ、鯉のぼり | 布滝 |
最終日
朝食前に 朝風呂に入り、水窪森林組合売店で、買い物をして、一路 帰路に着く。
自宅の庭では、花達が咲き誇り、私達を迎えてくれた。
帰宅後、早速、カヌーの船底の修理 次回に備える。